モノ食べないのは手っ取り早いけど結局太るんだなぁと思うダイエットの日々

食べ物を食べない。

これは究極のダイエット方法ですよもう。あっという間に効果出ますからね。

なんせ、普段は水分を摂取するかしないかだけでも数百グラムは変化するわけですから、食べ物なんて比重の高いモノを胃に入れないのは一瞬で体重減ります。

そして、食べ物を食べないとなると脂肪が分解して消費され始めますから、ここからももう「あ、細くなった」なんて風に効果が目に見える。

とてつもなく効果的なんですよ。

「体重を減らすこと」に限って言えば。

そう、逆に言えばそれ以外のことに関してはまるっきりダメだなぁと思いました。

僕も一時期、まあダイエット目的ではないのですけれどただ食事とかもろもろが面倒になって全く文化的生活らしい生活をしていなかった時期がありまして、その時にももうとても体重が減りましたので実感はしているのです。

そして、筋トレをしている今、「食べ物を食べない」というのは、うん、長期的に見れば全く逆効果なものなのだと感じる次第なのですよ。

いやもちろん、楽だし、実感できるし、こんないいものはないなとは思いますけど。

ただ、それに手を出したら終わりだなとも思いますよ。

人間、楽に劇的に効果が出るものに手を出してしまえば、他にどんな悪影響が出ようとも魅了されてしまうものですからね。

だがしかし、ここであえていおう!

「病などでもないのに太ったのは自分の怠慢と強欲さ故だ!」

「ならば、簡単な道など選んだところで破滅するしかないのだ!」

以上。

というか、それくらいの気概でやってますよ、僕は。

それくらいの気概でなければ、自らの怠慢を正すことなどできん(極論)。

まあ、そんな脱線した話は置いといて、以下に食べ物を食べないダイエットの怖さと非効率さについて語っていこうと思います。

 

目次

 

1.太りやすく痩せにくい体になる

まず、これはなんとなく分かると思いますけれど、食べないようにするってのはつまり自分から太りやすく痩せにくい体になるってことです。

食べていない間こそ、脂肪が付かないので痩せる一方なので気付かない。

ですが、いざじゃあ十分に痩せたから普段の生活に戻していこうとした時にこの体質となってしまったことを後悔すると思います。

お相撲さんが朝飯を抜くのは有名な話です。

まあ、あれの長期的なバージョンとでも言いましょうか。

腹が減った状態が続くと、溜めこんでいた脂肪を使うようになるのであまり気付かないのですけれど、その実、体のエネルギー消費自体が低燃費モードになってしまうのですよ。

低燃費モードというのはつまり、体がエネルギー不足で危機的な状況だから極力脂肪などのエネルギーを使わないように省エネしようという体になるのです。

これで痩せにくい体になる。

そして、更にこれだけではないのです。

いざ食事を元に戻した時、体はいつまた危機的な状況になるか分からないので今度は脂肪を溜めこめるだけ溜めこもうとしてしまうわけです。

これのおかげで、脂肪が付きやすくなってしまうのですね。

この体質を元に戻そうと思ったら簡単ではないです。

痩せた状態だと元に戻らないのである程度以上は食べる必要がありますし、痩せやすくするために体の代謝を上げなければならないので運動をしなければなりません。

つまり・・・

じゃあ始めから運動してダイエットする方が、痩せやすく脂肪が付きにくい状態なのだからいいじゃないか、ってことです。

 

2.元の生活に戻すタイミングがなくなる

生活習慣を元に戻すタイミングは必要です。

いつまでもダイエットのために食事をしないなんて無理な話なのですから、どこかで元には戻さないといけない。

ですが、1章で書いた通り、元に戻せば太ることは必至。リバウンド目前。

よっぽど、食べていない間に「いや、運動しなきゃダメだ」とでも思わない限りはリバウンドしてしまうでしょうね。

さて、そんなことを知らない人ならば戻せるでしょう。

問題は、その辺を知っている人です。

元に戻せば太る。これが分かっているから、元の生活に戻すことが恐怖に思えてきてしまうのです。

これ、「拒食症」の第一歩でもあるので本当に注意していただきたい。

食べることは自然なのです。これをそのままに運動して痩せるのが自然。

ですが、一度不自然なまでに痩せてしまうと、今度は「食べる=太る原因」と試行してしまうようになります。

こうなると元の食生活には戻せなくなってしまいます。

ほんと、食べないダイエットってのは不健康だとか体質だけでなく、精神的な面にも悪影響を及ぼしてしまうので、やらない方が賢明でしょう。

 

3.不健康にならないわけがない

さて、最後にこれ。

もう当然の如く不健康になります。ならないわけがない。

食事をしないことは以下のようなデメリットがあるのです。

・免疫力の低下

・必要な栄養素の不足

・筋力の低減

以上のようなことは素人でも分かります。

まず、免疫力の低下。これ、かなりデカい。

いざ病気になった時に脂肪などのエネルギー源として備蓄しているものがなかったり、栄養素が不足していて病と闘える状態にないと最悪、命を落とします

今となっては大丈夫と思われがちですが、インフルエンザでも悪化すると簡単に人は死んでしまいます。

インフルエンザ、罹ったことない人の方が少ないんじゃないでしょうか?

罹ったことがあると言うことは、下手をすれば死んでいたということです。

インフルエンザに抵抗できたのはちゃんとした栄養があって戦える状態であって、薬の副作用とかにも耐えられる健康体があったからですよ。

これがなくなるとなると、まあ、危ないですよね。

次に、栄養素の不足

これも命に関わります。

栄養素ってのは、健康診断バラエティとかで「これが足りません」「あれが足りません」と言われるので軽視されがちですけれど、たとえば骨粗しょう症なんかには栄養不足で案外簡単になります

よっぽど身近なところで言えば貧血なんかでしょうか。体質でもなければ、鉄分不足ですぐに貧血にはなってしまいます。

最後、筋肉の低減

これ、食べないで痩せようという方は知らないでしょうか。

実のところ、体がエネルギー不足で危機を覚えた時には脂肪よりも先に筋肉が分解されて消費されていくのです。

脂肪というのはエネルギー不足となった時に分解される順番で言うとかなり最後の方なのですよ。

たしかに効果はすぐ出ますよ。食べないのは体を極限の危機状態にすることですから。

けれど、「脂肪を減らす」って意味ではとてつもなく効率が悪いのです。

筋肉が減れば代謝が落ちて、痩せにくい体にもなります。

食べずに痩せようってのは色々不具合があって、健康に支障をきたすのですよ。

 

4.まとめ

・長期的なお相撲さんになる

・拒食症になる恐れがある

・免疫力が低下し、栄養がなくなるため命に関わる

・筋肉が減る・・・

・何度でも言おう! 筋肉が減るぞおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!

はい、以上ですね。

なんといっても、命に関わるレベルでエネルギー不足に陥ってしまうので、少なくとも食事は制限するまでに留めるべきなのです。

拒食症までいってしまうと、これはもう本当に危険です。

そこまでいかずとも、太りやすく痩せにくい体になってしまうのは、いくら短期的に痩せたいからといっても、デメリットが大き過ぎますよね。

そして、筋肉が減る

筋肉が、減るのです!!!!

これはもう、もう・・・由々しき問題ですよコレハァ・・・

あり得ない。こんなことあってはならない。

故に、僕は食う。

食うのです! そして、それを脂肪ではなく筋肉に還元するのです!!!!

気張れ僧帽筋! 唸れ上腕二頭筋! 風を切れ大臀筋!!!!

以上! 終わりッツ!!!!