最近は漫画もすっかり大人向けのもの増えたよなぁ・・・あ、昔からだったわ
漫画喫茶に会社帰りに毎週のように通っているのだけれど、本当に大人向けのものが増えたなあと思ってしまいます。
大人向けといっても別にR18なものではなくてですね、こう、なんていうか、20代30代をターゲットにしたような漫画がよくあるなあと思うわけデスヨ。
それも、四コマとかエッセイとかではなく、ちゃんとしたストーリィ漫画的なもの。
いやあ、いい時代ですねぇ!!!!
・・・
あれ、でも別に昔からあったような?
コブラとかMASTERキートンとか孤独のグルメとか。
そうなんだよ、昔の人間の中には「漫画なんて子どもが読むもんだ」なんてことを言う人がいるけれども、昔っから大人をターゲットにした漫画なんて腐るほどあったわけですよ。
麻雀ものとかはまさにという感じで。
けれども、僕が思うにちいとばかし質ってものが変わってきているように感じるわけだ。
今回はこの辺についてちょっと言及していこう。
目次
1.心情を描いたヒューマンドラマが多くなった
結構感じるところはこれ。
なんていうかな、心情を描いたものが多くなったのですよ。
しかも、ストーリィがちゃんとある形で、普通の大人のような心情を。
たとえば、根幹としてなにか特定の職業、医者だとかにスコープを当てたり、そういった漫画は以前からあったけれども、今よく見られるのはそこじゃなく、一般的な会社員が日常の中でちょっとしたものと出会い、ストーリィが進んでいくものですな。
最近よく読んでいるものだと「私の少年」あたりかなぁ。
ああいった雰囲気的にも内容的にも昔の漫画にはなかったものが最近の漫画だとよくありますよね。
そんでも、少年誌とかは相変わらず少年誌という感じの漫画が載っている。
まあ、ジャンプとかマガジンとかですかね、その辺で言うと。
そうすっと、こうした時代の潮流、すなわち、大人世代向けの漫画が現れて売れるようになってきた時代にもなお、少年少女の夢を守り続けている彼らは素晴らしいと思います。
まあ、僕はヒューマンドラマの方が好きなんですけどね。
2.Pixivとか漫画投稿サイトの影響がデカい
さて、こういう漫画が増えてきた背景にはPixivや漫画投稿サイトが台頭してきた影響がデカいと思います。
ビバ! Pixiv!
いやあ、やりますねえ!!!
まあ、真面目な話、漫画を自由に誰もが投稿できる環境が出てきた手前、どういった漫画が売れるとかの流れが変わってきたのです。
いや、流れが変わったと言うよりは、潜在的に読者が求めていたものが表出してきたと言った方がいいでしょうか。
すなわち、商業主義的でない漫画がいかにも商業的に売れるのだと分かってきた。
基本、こういった投稿する土壌がなかった時代には、必ず商業的な思惑が絡み込んできて、いかにも「売れる」漫画でなければならなかった。
それに、「売れる」と思う漫画を世に出す土壌しかなかったわけだ。
けれども、いまとなっては売れる売れないに関係なく十人十色、色彩豊かな漫画が世に溢れるようになってきた。
その結果、そんな自由な土壌の中から、今までになかった読者が惹かれるものが出てき始めてそれが結果的に商業に繋がっている形になってきたわけだ。
そうした中で、新たな売れる漫画が出てきたって考えると、やっぱりPixivとか投稿サイトの影響が大きいのでしょうなぁ!
ビバ! Pixiv!
3.まとめ
やっぱいいなぁ!最近の漫画!!(私の少年を読みながら)
いや、いいですよ。
うん、昔の漫画もいいけれど、現代人の心に刺さるこう繊細な日常の心情を描くようなもうこの、その中に生まれるヒューマンドラマとかあれだよもう、うん、すごい尊い(語彙力)。
特に、最近の女性作家の描くあの系列の雰囲気のヒューマンドラマが本当に好きです。
いやもっと増えてくんねえかな・・・
あ、もう飽和か。