中学生時代からニキビや炎症、とびひ、めんちょうが顔にできやすい体質だった僕が、それを抑え続けるために今やっている対策を紹介しよう

f:id:sololist:20181015230836p:plain

私は中学生時代からニキビやめんちょうができやすい体質。

黄色ブドウ球菌という常在菌のキャリアで、炎症ができやすかったのです。

簡単に言うと、とびひです。

おかげで、思春期時代にはニキビとこの炎症のせいで顔はひどいありさま。

つまり、膿が大量にできていたわけです。

今考えると、今更ではあるけれど本当に抑えられて良かったなぁ、と。

さて、ではその辺の苦難について語って・・・

というのは以前の投稿でやったのでここでは割愛。

densilife.hatenablog.com気になる方は↑を見てみてください。

では、ここでは本当に僕がめんちょうや黄色ブドウ球菌による感染症を抑えるためにやっていて、実際に今現在抑えられている方法をご紹介していこう。

 

目次

 

1.あまり炎症やニキビがにひどい場合はまず皮膚科! これは絶対!

 まずは皮膚科に行って原因をはっきりさせ、ちゃんとした初期治療をしよう。

これはまずたとえニキビだろうが感染症だろうが初めは同じです。

1-1.皮膚科に行って初めてニキビか炎症か感染症か分かる

 皮膚科に行って初めて膿の原因が分かります。

アクネ菌によるニキビなのか?

傷病による炎症か?

黄色ブドウ球菌などの感染症か?

一口にニキビのような膿と言っても、いろいろな可能性があります。

ですが、これらはどうしても自分では診断することができません。

なぜなら、表に現れてくる現象としては「膿」でしかないからです。

確かに、膿がどれだけどのあたりに多いかなどで判断することもできますが、これは皮膚科の医師などその手の専門家でもなければ判断できません。

ですから、まずは皮膚科。

そこでやっと、ニキビか、傷病によるものか、感染症か。

感染症の場合はどんな細菌が原因か。

これが分かってくるので、やっと的確な対応が取れるようになってきます。

1-2.皮膚科に行くとこんなものがもらえるよ!

 実際に皮膚科に行った僕の診断は、結局のところ・・・

黄色ブドウ球菌感染症

でした。

これは黄色ブドウ球菌によって膿が出てきていたのであり、アクネ菌によるニキビや傷などによる炎症ではなかったのです。

ですから、ニキビ対策などしても無駄で、悪化するばかりだったんですね。

さて、相手が分かればやりようはありますし、薬も使えます。

皮膚科で僕が処方されたのは、

飲み薬 (黄色ブドウ球菌に対する抗生物質

塗り薬 (皮膚炎を抑える薬)

これが処方されました。

「え? 皮膚病なのに飲み薬?」

と僕も最初は思いましたが、細菌由来であれば抗生物質として飲み薬が処方されるのは当然と言えば当然ですよね。

これはニキビだと思っていたら絶対に考え付かないところでした。

1-3.大抵はかなり収まりますが、やっぱり少し残るなぁ・・・

 大抵は収まります。

さすが皮膚科!

思春期ニキビなど、思春期特有の体質的変化のせいで起こるものでもなく、細菌や傷病由来であれば皮膚科に行けば簡単に解決してくれます。

ですが・・・

やっぱり、たまーにぽつぽつと出来てきます。

それに、油断をしているとまたいくつか膿が出てくることもあります。

黄色ブドウ球菌などはキャリアにとっては、表皮に存在するただの常在菌であり、完全に滅菌することはできないからです。

これが傷などから侵入して悪質な働きをすると、また膿が出てきてしまうわけです。

思春期ニキビは体質的変化が収まれば収まってくることもあるでしょう。

傷病由来の炎症であれば治療によって治ることもあるでしょう。

ですが、皮膚炎を起こす可能性がある常在菌のキャリアという場合は寛解が限界であり、完全に殺菌して直すことはできません。

ですから、これは皮膚科で寛解した上でなお、肌環境を清潔に保ち、細菌が増殖しすぎない/悪質に活性化しない状況を作ることが大切になってきます。

もちろん、被害を抑えるために膿などが出てきたら即座に炎症を抑えていくことも大切です。

2.とにかく清潔に保つことが一番の対応策

とにかく肌を清潔に保ちましょう!

これが肌を改善するための汎用的な対策になります。

2-1.ニキビも炎症も膿が出ている以上は細菌の問題

 どんな場合でも異常があるのであればそれは細菌等の問題になってきます。

ニキビはアクネ菌

炎症であればその他外部から侵入してきた雑菌。

感染症によるものなら、そのままそれの原因菌によるもの。

特に、膿というのは何らかの要因で白血球が大量に死滅して溜まったものです。

ですから、なんらかの菌類もしくはウイルスの問題です。

思春期ニキビなど一時的な体質の変化によるものであれば放置しておけば治ることもあるでしょう。

ですが、こうした細菌の問題であれば放置した先に待っているのは悪化だけです。

2-2.清潔に保つことが抑制の最善策であり、改善の第一歩

 まずは清潔に保ちましょう!

これが僕達患者が最も簡単にできることであり、すぐにでもできることであり、そして、効果のあることです。

とにかく肌環境を清潔に保つことが細菌に対する最も効果的な方法です。

アクネ菌の活動を抑えるために皮脂を定期的に適度に洗い流す

炎症を抑えるためにアルコールなどで外部からの細菌を滅菌する。

感染症を抑えるために細菌を滅菌して細菌の増殖を抑える

細菌を抑える方法はいろいろありますよ。

塗り薬や飲み薬など、そうしたものも短期的に見れば劇的な効果を表すでしょう。

ですが、そうした薬品をいつまでも使っていては、今度は必要な常在菌まで殺菌されて肌が荒れる、強い薬だと表皮細胞が破壊されるなど副作用が出てくる危険もあります。

そうならないためにも、私たちにできる最善策はやっぱり、日常の中で清潔に保つことなのです。

2-3.抑え続けている僕がやっていること!

では、僕がどんな対策をとっているか紹介しましょう。

これでひとまず、以前に診断された黄色ブドウ球菌による感染症によるとびひ、化膿などは抑えられているので実践してみてください。

あ、皮膚科に行って細菌によるものであることを確認した前提ですからね!

さすがにそうでなければ清潔にしても効果がないかもしれませんから。

では、僕がやっていること。

・毎朝、晩と顔を石鹸を使って洗う

・顔を洗ったときは、例え風呂上りでも顔だけは別の清潔なタオルで拭く

・髭を剃るときには傷を付けないようゆっくり順剃りしてから剃る

・とにかく極力、顔を手で触らない

とにかく、極力、顔に余計な雑菌などを付けないようにしています。

また、注意点なのですが、最初の朝晩と顔を石鹸で洗うというのは僕の場合です。

僕は基本的に皮脂が多いので石鹸で洗い流してちょうど良いのですが、乾燥肌だったりすると朝晩と石鹸で洗うと過剰に皮脂が落ちる可能性があります。

この辺りは自分の肌と相談して何で洗うかなど考えましょう。

まあ、それ以外の点はどんな方でも有効だと思うので、やってみてください。

3.それでもぽつぽつできるニキビや炎症の残滓は塗り薬で抑えよう

はい、それでもどうしても出てくるものはありますよ。

特に僕の場合、元が常在菌である黄色ブドウ球菌によるものですから、完全に殺菌しようにもそうはいかないので、たまーに出てくることがあります。

3-1.やっぱりどうしてもぽつぽつと出来てしまう

やっぱり、どうしても出てくることはありますよ。

たとえば、誤って髭を剃っているときにちょっと傷つけたり。

たとえば、不摂生な生活をしてしまったり。

そうした時には、雑菌に対する表皮の免疫が弱まってしまい、膿や炎症がぶり返してきてしまうことがあります。

これは、はっきり言ってどうしようもありません。

以前よりもかなーり、それはもう天と地の差ほどトラブルはないですけれども、たまにぽつんとできることは、これはもう仕方がない。

膿や炎症などの肌トラブルが起きやすい体質なので、他の人よりも頻繁に出来てしまうのは仕方がありません。

そうしたものは、清潔に保って自然に収まるのを待つのもいいですけれど、皮下に侵入されていたら悪化する可能性もあります。

それに、意図せず触ってしまう可能性もありますよね。

3-2.塗り薬で膿や炎症を抑えよう

そうした膿や炎症は塗り薬で局所的に対応してさっさと抑えてしまうのも手です。

僕が使っている薬はコチラ。

こいつを使うことで局所的にできる膿や炎症を抑えています。

就寝前に患部に塗布しておけば、朝起きた時には収まっているので大変便利です。

これはステロイド(副腎皮質ホルモン)を使っています。

ステロイドは簡単に言うと、細菌や細胞を攻撃して患部をまっさらにしてしまうような効果を持っている強力なものです。

ですから、対細菌であれば高い効果を誇ります。

・・・ただ、ちょっと注意が必要で、あまり長期間、皮脂などの保護が少ない箇所に塗布し続けると肌荒れを起こす危険性があります。

まあ、強力な薬剤に副作用は付き物で、細胞まで攻撃するので仕方ありませんねぇ。

ですが、用法用量を守って局所的にたまに使う分には問題がないので、試してみてください。

 

以上、経験者からの肌トラブル改善方法講座でした!