【百合漫画】「やがて君になる」6巻 開幕する先輩の生徒会劇とそれぞれの想い、そしてついにまさか侑から・・・

あんまり早いとアニメと被ってしまうから抑えていました(2018/12/09現在)

が、はい、2018年冬最新刊の「やがて君になる」第6巻のレビューになります。

初めに言っておきましょう!

あ^~~~~~!!! キタよこれ、こういう展開、百合好きにはドストライク!

さすが俺たちの「やが君」ですなぁ!

大まかな内容としては、第5巻の引きで文化祭が始まっていました。

その文化祭で、これまで物語を引っ張ってきた主軸である「生徒会劇」がいよいよ演じられていくこととなります。

生徒会劇の内容と、その前後で燈子と侑、そして沙弥香や彼女らの周囲を取り巻く人々のさまざまな想いがあったり・・・。

いや、今回は大きく物語的に動くような物理的とか恋愛的な展開はありませんけれど、その、燈子の気持ちとか、侑の気持ちとか、周りの人たちとか。

生徒会劇を通してそうしたプラトニックな面が大きく変わった巻なのかな~

などと、のほほんと考えていたら・・・

ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! こうきたか! そうくるか!

最後の最後でこれまでと比べて最大級に二人の関係が動いていきましたよ。

では、以下、ネタバレ注意のあらすじ感想レビューです。

 

↓前巻ネタバレレビュー↓

densilife.hatenablog.com

 

目次

 

1.文化祭とそれぞれの生徒会劇に込めた想い、そして前半

 まず最初は生徒会劇本番前の文化祭と、生徒会劇に対するそれぞれの視点からの想いと言うか、見方が描かれていきます。

そして、生徒会劇の前半が始まっていきました。

では、前半あらすじ

 

始まった文化祭。

文化祭で、侑とこよみは一緒に謎解きスタンプラリーを楽しんでいました。

そこへ偶然、同じくスタンプラリーをしていた燈子と沙弥香が鉢合わせます。

四人で行動していたところで、侑は沙弥香に燈子の様子を尋ねました。

「燈子は大丈夫」と言う沙弥香に侑は言います。

「佐伯先輩って、七海先輩のこと結構無責任に信用しますよね」

「まあ、そう見えるかもね。私は燈子が失敗したっていいと思ってるし」

失敗しても、評判が散々でもそんなことで誰も燈子を責めたりはしないことを思い知って欲しい、と沙弥香は続けました。

ところ変わって校門前。

そこには燈子の両親が文化祭へ足を運んでいました。

姉の澪がやりたくてもできなかったことを燈子がやろうとしている。

「…そんな必要はないのにな」

そして、生徒会劇が始まります。

ーーーーー

生徒会劇の前半。

燈子は記憶を失くした少女役で病院のベッドから起き上がります。

そこにやってくるのはクラスメイト(堂島)と弟(槙)と恋人(沙弥香)。

その三人からそれぞれに記憶をなくす前の自分について話を聞いて、少女は本当の自分が誰なのか分からずに嘆きます。

「みんなに違う仮面をかぶって、仮面の下の私のことはもう誰にも分からない」

「私は誰になればいい?」

前半が終わって、劇の合間に燈子は思いました。

(まだわからない まだこわい)

(それでもこわいままの私がここで 舞台に立ってる)

 

はい、前半はここまで。

生徒会劇に対するところと、生徒会劇の前半が描かれています。

いや、注目すべきは沙弥香の燈子に対する思いですよね。

「誰も燈子を責めたりはしないことを思い知って欲しい」

これは侑のものや燈子が侑に対して持っているものとはまた一味違っていて、なんというか、本当に燈子のことを想っているし、信用しているのだなぁと感じますよね。

恋愛対象としても大事だけれど、それに加えて信用している友人としての想いみたいなのが合わさっていて・・・百合ならではで最高です。

沙弥香さんは相変わらず、友人としても良い関係というか、立ち位置ですな。

生徒会劇は、これまでの燈子を彷彿とさせるような「誰の前でも演じている」という少女が「本当の自分」が分からなくなって嘆くシーンで前半は終了します。

そして、幕間の燈子の何気ない一コマ。

(それでもこわいままの私がここで 舞台に立ってる)

これ、スゥッと読んでしまいますけど、燈子にとっては「こわいままの私」ってのが舞台に立っているのは大きなポイントなんじゃないかなぁ、とちょっと深読み。

本当の自分が分からなくなっている少女を演じている「こわいままの私」は、ある意味で、演じていない本当の自分が舞台に立っている気持ちなんだろうか。

つまり、「こわいままの私」が舞台に立っている経験を、これまで姉を演じてきた燈子は初めて経験したのかもな・・・と個人的には思いましたね。

 

2.後半と生徒会劇を通して感じたモノ、伝わったモノ

次は生徒会劇の後半と、生徒会劇が終わった後の お話。

生徒会劇を通して、確実に何かが変わっていきます。

以下、あらすじ。

 

生徒会劇の後半。

記憶をなくした少女は、前半で登場した三人が病室を訪ねるたび、それぞれから聞いた記憶をなくす前の少女になろうとしました。

しかし、それを侑が扮する看護師がいさめます。

「あなたが何になりたいと願うのか それは自分で決めてください」

そして、少女は記憶をなくす前には戻れないことをそれぞれ三人に告げました。

最後に、少女の独白で舞台は終わります。

「ありがとうこれまでの私 私はもう大丈夫 私は私になれるから」

劇が終わり、拍手を受ける燈子に侑は声を掛けました。

「先輩のものですよ」

その一言に燈子は涙を流してしまいました。

劇の撤収中、撤収を手伝いながら

「終わっても終わらないんだね」

と笑って言う燈子を見て、侑は少し離れたところでふと、劇中で恋人役の沙弥香が言っていたセリフをつぶやきました。

「私だけが あなたの特別でいられたのに」

(七海先輩はもう わたしがいなくてもきっと大丈夫なんだね)

(いいことだと思う それはとても)

ーーーーー

文化祭が終わって打ち上げはカラオケ。

そこで、侑は燈子が練習を手伝ってくれた市民劇団に入ったことを知ります。

打ち上げ終わりの帰り道、燈子は侑に劇団に入った経緯を話しました。

劇で得たもの、拍手やみんなが助けてくれたこと、それが

「すごく嬉しくて 本当に私のものだったらいいなって」

「そうですか」

「侑のおかげだよ」

燈子は侑を抱きしめました。

「ありがとう 大好きだよ」

そして、二人は別れて侑は一人、燈子の背中を見て思います。

(今の先輩になら言っていい…? わたしも…)

 

はい、中盤ここまで。

生徒会劇の後半は、侑がこよみと協力して変えた、三人がそれぞれ「記憶をなくした少女」を好意的に受け入れ、少女は記憶をなくす前の自分と決別する形で終わります。

これは侑から燈子に対するメッセージでもあるのでしょう。

そして、侑さんちょっとしたところでカッコいい。

拍手が飛び交う中で落ち着いて

「先輩のものですよ」

って、こんなもんカッコよすぎじゃないですか、侑さんよ。

 それなのに侑さん、劇が終わった後ではちゃんと可愛い。

「私だけが あなたの特別でいられたのに」

恋人役の沙弥香のセリフを燈子の背中に言っちゃうあたり、気持ちが抑えられなくなってきていますよ。

そこでの心情がこちら。

(七海先輩はもう わたしがいなくてもきっと大丈夫なんだね)

(いいことだと思う それはとても)

 あー、これはもう、アレですね、過去を振り切って燈子が自分を必要としなくなっていくかもしれない寂しさとかを、無理矢理に「燈子が離れていくのは良いことだ」と抑え込もうとしている感じが・・・

もう、果てしなく尊いじゃないですか、こんなん。

そして、打ち上げで燈子が市民劇団に入ったことを侑は知り、帰りのシーン。

ちゃんと侑が燈子に劇を通して伝えたかった事、伝わっていたようで。

「すごく嬉しくて 本当に私のものだったらいいなって」

燈子は劇を通して姉を見ていて、劇が終わったら全て終わると思っていた。

けれど、実際には終わりなんてなく、むしろ、燈子はここから本当の自分や本当の自分のものを得ていこうと前向きになっていったようです。

そんな燈子の

「大好きだよ」

という言葉を受けて別れた後の侑のこの独白。

(今の先輩になら言っていい…? わたしも…)

いやもう、好きやんか、言ってないだけで完全に自覚してしまっている。

そしてかく言う僕はこんな展開大好きです。尊い

 

3.文化祭が終わり、いつもの日常と変わってしまった想い

文化祭が終わった後のお話。

第六巻の中では最後の話でウェイトとしては五分の一強くらいしかないですけれど、内容はもう、物語の根幹にズガーンとくる重要な話でした。

では、以下あらすじ。

 

文化祭が終わった後の生徒会。

生徒会はしばらく行事もなく暇になっていました。

そこで暇な燈子は劇団の台本を読んでいましたが、沙弥香にそれを注意されます。

「いくら暇だからって今は生徒会中よ」

「沙弥香は真面目だなあ」

それを見ていた堂島くんが槙くんに言います。

「なんか七海先輩さ 文化祭終わってからゆるくなったというか・・・」

「たしかにそうかも」

そんな男子二人の会話を侑は聞いていました。

暇な生徒会が終わり、帰り、燈子は侑を誘いました。

ーーーーー

 帰り道、他愛のない会話をして侑は燈子に言いました。

「寄り道していきません?」

「いいね」

二人がやってきたのは以前に侑が燈子と劇のことで話をした河原。

燈子が姉を演じることを話した場所であり、侑がそんな燈子を受け入れた場所。

そして、「先輩のこと好きにならないよ」と侑が燈子に伝えた場所。

「先輩はあの頃から変わりましたよね」

以前は頑固だった燈子が、今はちゃんと言葉を聞いてくれているような感じがする。

「今の先輩の方がいいと思います」

「ありがとう 侑のおかげだよ」

燈子は前に来た時のように飛び石を歩きながら言います。

「侑はあの頃からずっと優しい 侑は変わらないなぁ」

侑に向き直って、燈子は笑いました。

「これからも今までどおり そばにいてくれたら嬉しいな」

その言葉に、侑は目を伏せました。

(だめなんだね 言っちゃだめなんだ)

(今まで通りならそばにいられるんだから)

(きっと先輩はこれからも変わってく だからいつか いつか…)

侑は燈子に駆け寄って、キス。

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

侑は両手で顔を覆いました。

「七海先輩 好きです」

「…ごめん」

「そう……ですよね すみません」

そう言って、侑は河原から駆け出していきました。

ーーーーー

視点は変わって、侑の告白を受けた燈子。

(ずっと侑に甘えてた 好き? いつから?)

(これまでどれだけの言葉を閉じ込めさせて、どれだけの嘘をつかせてきたんだろう)

「……ごめん」

駆け出した侑の背中に手を伸ばそうとします。

「違う 待って…!」

(「好き」が怖い だから「好き」を持たない侑が世界で一番優しく見えた)

「違う! 侑は今だって優しい」

(追いかけなきゃ 追いかけて侑に 侑に……なんて言えばいい?)

(侑のことが…怖いなんて…)

「侑は 変わっちゃったんだ……」

 

はい、これで第六巻は終了になります。

いやもう、これは六巻では動かないかと思っていた二人の関係が、ここにきて……ここにきてとっても大きく動いてきましたよ、最高

最初の生徒会のシーン。

劇が終わって燈子の精神性が大きく変わったってのは、侑や沙弥香だけじゃなく他の人にも分かるくらいになってきたんですね。

侑や沙弥香としては嬉しい限りでしょうな。

そして、帰り道。

寄り道したのは以前にも燈子と侑の関係をはっきりさせたシーン。

※このシーンは「やがて君になる」第二巻参照

densilife.hatenablog.comここで侑は以前に

「先輩のこと好きにならないよ」

と、心の中では(好きになりたい)と思いながら燈子に伝えています。

そんな場所で侑は・・・

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

「七海先輩 好きです」

あああぁぁぁぁぁぁあぁぁあああああ!!!! 尊過ぎるだろ、コレェ!!!

しかも、このセリフをキスした後に顔を両手で覆いながら言うんですよ!

なんだよそれ、もう、前の独白からも言っちゃいけないこと分かってるんですよ、それなのに溢れてしまったこの想い!

前に「好きにならない」と明言したこの場所で!

あー尊い・・・。

この話、タイトルが『零れる』(こぼれる)なんですよね。

良いタイトル付けるなぁ、ほんと零れてしまったんですよ侑の想いが。

キスの前の侑の独白

(きっと先輩はこれからも変わってく だからいつか いつか…)

これ、「いつか好きになってしまったわたしを受け入れてくれるようになる」とか、きっとそういう感じの言葉が続いていたんじゃないでしょうか。

けど、先輩が変わってくれる前に零れてしまった。溢れてしまった。

うん、侑さん可愛い。そして、もうなんつーか、切ないですなぁ。

そんで、視点は変わって燈子の視点。

(これまでどれだけの言葉を閉じ込めさせて、どれだけの嘘をつかせてきたんだろう)

こうした自責の念から、燈子は侑に謝罪する意味で

「……ごめん」

と言ってしまったわけですけれど、それを断られたと勘違いされて侑に駆け出されてしまいました。

燈子さん、これまた可愛い。自分の言葉でどれだけ侑を苦しめていたのか自責を感じているあたり、侑のこと本当に好きなんだなぁって伝わってきますね。

「ごめん」の一言だけで侑の告白をただ無下に断るわけはないんですよね、ただ、ここで燈子の口を突いて出た謝罪の言葉ってだけで。

駆け出した侑を追おうとする燈子ですが、ここで追いかけられない。

「違う! 侑は今だって優しい」

そう、これまでさんざん嫌っていた「好き」という言葉を侑に言われたのに、それでもまだ「侑は優しい」と自分で自分を否定する燈子。

けれど、やっぱり根底には「好き」に対する恐怖があるわけで。

(侑のことが…怖いなんて…)

侑から「今の七海先輩だから好き」「こうじゃなかったら好きじゃない」とそうした束縛を受けているような、そう思われるのが怖いような、燈子にとって「好き」とはそういう言葉。

だけれど、それを今更、これまで甘えて、苦しめてきた侑に伝えられるはずもない。

「侑は 変わっちゃったんだ……」

ここ、第六巻の終わりにして最大のポイントですね。

なんせ、侑が燈子を好きだと言葉にしてしまったんですから。

言葉にしないからこそ、これまでの侑と燈子の関係があったわけで、燈子は侑に安心して甘えられたわけで。

けれど、その中でゆっくりと、確実に、侑の心が変わっていって、ここでついに言葉に出してしまったことで、心だけでなく関係が大きく変わってしまいました。

一巻からここまでで読み返してみても恋心は確実に育っているのが分かりますけれど、それまでの変化がここで言葉にしたことで一気に関係に亀裂を入れた感じです。

いや、これからどうなるか楽しみすぎますよこれ。

 

4.(個人的感想)侑さん可愛すぎるし、燈子先輩の気持ちも・・・尊くて最高の巻だ

はい、個人的感想のコーナー。見どころとか考察していきましょう。

とはいえ、本記事は第六巻で二人の関係が大きく動いたせいで、過去最高の尊さを記録して尊さバロメータ天元突破したため筆がノリにノリまくって・・・。

この時点でなんと6000文字突破しているので短めにまとめたいと思います。

今回を一言で言うと・・・

燈子さんの問題が一段落したと思ったら、侑さんが百合色の爆弾を落としてきた

と、こういう感じですかね。

 

まずは、生徒会劇が終わって燈子の内面に焦点を合わせた物語が一段落。

どうなるかと思いきや、燈子は劇が終わってからは侑や沙弥香にとっては良い方向に変わっていきました。

拍手や劇のことやそれまでみんなで頑張ってきたことを

「本当に私のものだったらいいなって」

これは、姉を演じていただけの燈子であれば絶対に言えなかった言葉ですよ。

劇を通して、燈子は「姉でなく、自分になりたい」と思えたんでしょうね。

こうなってくると、燈子が本当の燈子らしくなれて、きっとその内、「好き」と言われても「姉のような燈子が好き」と考えることがなくなる日がくるのかもしれません。

そうはいっても、「こうじゃないなら好きじゃない」という考え方が根底にあるので、そうそう簡単に受け入れられるようにはならないでしょうけど。

ここは、これまでの生徒会劇の物語の集大成として、燈子が変わっていったという点で重要なポイントだと言えますよ。

 

んで、次の見どころはやっぱり最後のシーン!

生徒会劇を通して変わっていった燈子。

そして、変わっていったのは燈子だけじゃないんです。

そんな燈子と過ごすうち、侑も変わっていきました。

侑や沙弥香の望む方向に変わっていった燈子とは反対に、侑は燈子の望んでいない方向へ変わってしまった。

良いですね、この対比的な感じ。

はっきりとした対比としては描かれていませんけれど、

「私だって変わるんです」

この「だって」てのが対比的にしているミソですな。

前向きに、明るく、柔らかくなれた燈子。

燈子を好きになって、それを抑えて、悩むようになった侑。

ここから一気に物語の軸が転換していく感じがして、そしてその引きが・・・

侑のキス ⇒ 告白 ⇒ はっきり断られたと感じて駆け出す

からの燈子さん

(侑のことが…怖いなんて…)

「侑は 変わっちゃったんだ……」

いやもう、これどうなっていくんですか???

ほんと、先が気になってしかたがない引きですな。

そして、言っちゃいけないと分かっていながら侑のキスからの告白って尊過ぎません?

尊過ぎません????(大事なことなのでry)

個人的感想のコーナーなのでどうでもいいところにフォーカスしますけど、

(言っちゃだめなんだ)

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

「七海先輩 好きです」

はい、この三つの流れ尊さ的に完璧すぎる。

百合好き大歓喜の尊さ的三段論法。百合論法の一つとして広められて良いレベル。

 

言ってはいけない、それ以上、この想いを溢れさせてはいけないと自覚している。

  ↓

「ごめんなさい」抑えておくべきものが溢れだすことを、自分では止められない。

  ↓

「好きです」

 

この論法凄すぎですよ。

かくいう私も20分ほどニヤニヤ収まらなかったですからねこれ。

と、こうして抑えておかなければならない想いを口にしてしまうという百合爆弾を投下していった侑さんは、断られたと感じて駆け出してしまいます。

一方の燈子は、本当は侑を思って「ごめん」と謝罪したわけですが、そんな気持ちを伝える前に、自分の「怖い」という気持ちを伝えられるか、思い悩んでしまう。

はぁ~、ほんと、どうなっていくのか気になって仕方ありませんね!

二人には幸せになって欲しいですけれど、この想いのすれ違いに悶々とするこの時間が最高なのもまた事実なんですよねぇ・・・。

以上、百合漫画「やがて君になる」第六巻のレビューでした。

まとめ買いもあるでよ!