【残業】12時間労働してきたのでその疲れ切った精神状態で記事書く【反対】
残業ってマジで敵ですよね。効率的じゃないというか、ただただ疲れるだけ疲れてほんともう・・・ないよ、なんか、アレ(語彙力)。
本日は12時間労働をしてきたわけで、普段はそうでもないのだけれど、今日は忙しかった。おかげで頭がボーっとしているのだ。
ところで、12時間と聞いて社会人の諸賢おかれてはどう思われるだろうか。残業時間的には4時間ですけど、これ、残業多い? 少ない? それとも、全っ然楽じゃんって感じるだろうか?
いやーこれで少ないとか楽じゃんって思う人が1割でもいたら日本終わってんなと思いますよ、ぼかぁね! いや、普通に現状の日本だと1割くらいじゃ収まらなそう・・・。
4時間ですよ、4時間。1.5倍だよ、法定労働時間の。あり得ないあり得ない。こんなん多いって、元来8時間が限度なんだって。残業は本当にどうしようもない時に会社側が頼んで労働者にやって貰うことなんだって理解してくれよ。
36協定(サブロク協定)とかいう法律のせいで僕ら労働者はもう、言われた分だけ働かされんの。中には法定労働時間の2倍とか働いてる人もいそうだな!
んじゃま、以下で残業についての愚痴・・・お話をね! していこう。
目次
1.仕事に対する集中力の低下が甚だしい
残業ってのはそもそも、非効率なの!
いろいろ言いたいことあるけど、一番は集中力の低下が甚だしいってこと。残業が一時間もすると、若干頭がボーっとし始めてキーボードの打鍵も間違いが多くなる。
経営者さんに伝えたいのは「1.5倍の時間仕事したからって1.5倍の仕事ができるわけじゃない」ってことですよ。せいぜいできて1.2倍くらいだろ。
あとですね、そうした残業前提でやってるとさ、始めから残業前提でダラダラやる人が出てくるんですよこれが。この点についてはマジで経験が長い人にこそ多いから、ほんとどうにかして欲しい。
せめて経験長いんだから多少は尊敬させてくれよ・・・。あんたら見てるともう、可哀想というか、小物に見えて仕方がないんだよ・・・。
でもな、そういう状況であるのも会社側が残業を前提に仕事を組んでいるのだから仕方がない。しかも、残業すればするほどお金が増える(しかも、法定労働時間内よりずっと)ので、さらにダラダラ仕事に拍車がかかる。
どうせ残業するならダラダラ稼いだ方がいい。そんな心理は、年を重ねれば重ねるほど強くなっていくものなんでしょうね。
2.体調がおかしい
次、体調。これ、僕だけかもしれないけれど、残業が一定時間を越えると帰ってきて風呂入ってしばらくすると体のところどころが痒くなる。
・・・まあ、これは問題ないのです。
問題なのは、目が重くなること。デスクワークだと非常に疲れるんですよ。それに加えて、脳みそがなんだかズーンと痺れたように重いのです。これ、もう、労災だな。
あー指もちょっと節が痛いしナー(なお、キーボードは打てる模様)
それになんだか精神も落ち込んできてしまいます。こう、「ああ、もうこんな時間か」って感覚がいつもよりも凄く早く来て鬱になりますし、あと単純に疲れているので楽しいこととかできないですし。
まあ、こんな日はさっさと寝るに限るのですけど。
以上は短期的というか一日に限った話ですが、残業が恒常化してくるともっと違った影響も出てきます。
まず、朝を迎える度に頭がボーっとする感覚がマシマシになる。仕事中に「頭働かないなー」という状況が倍増する。夜帰ってくる度に別に身体的な疲労が溜まる仕事でもないのに体重が重くなっていくような気がする。
などなど、感覚的に分かるものだけ挙げても大量ですよ。
ここに加えて、心拍をやけに感じるようになる(高血圧)、鼓膜がポーンと鳴る感じが増える、たまに目の焦点が合わなくなる、精神がまいるというかむしろ何も感じなくなる、などなど身体的精神的な明らかな不調を加えるともうね、キリない。
残業は悪ですよ。
大体、8時間だって法廷的には最大の労働時間なんだから、なんだってみんな「最大」を基本ってか前提に働かせてるんだよ。余裕持たせろよ。なぜに本来であれば法令違反ギリギリの線をもうそこを前提にやってるんですか。
まあ、実質8時間なんて数字にもはや意味がない日本の労働法の状況でこんなこと言っても意味ないんですけど。
3.プライベートって何ですか
プライベート、これがない。なくなる。
そもそも、仕事が終わって家に帰ったら風呂、飯、洗濯、とやることはいくつかある。その上でやっとプライベートな時間が過ごせるってもんですよ。
だから、残業4時間もしようものなら、そんなプライベートな時間なんてものはない。
風呂、飯、洗濯、はい、就寝!
これさ、どこの労働ロボットだよ・・・。ロボットがメンテナンスするために家に帰ってるだけみたいなものじゃないか。だったらロボット導入しとけよ、って感じです。
いやまあ、お金を稼ぐためには時にロボットとなることも必要なんでしょうが、じゃあ、これが「お金を稼ぐためとはいえ望んだ姿か?」と問われるとそんなわけはない。
ください。プライベート。
・・・ってか、そんなもん会社に頼まなくちゃいけないようなもんじゃない!
始めっから真っ当で健全な社会生活を送るために労働者の権利として守られなくちゃいけないもんだろうに。
でもなあ、残業、いいだけやらせられるからなぁ、日本。
4.そもそも8時間が基本だろ
8時間が基本なんですよ。基本というか「最大値」。これを越えることは本来あってはならないし、そんな状況を作ってはならない。
でも、社会の多くの会社では残業前提です。定時で帰ると「あれ? もう帰るの? 暇なのか」なんて言われます。言われた瞬間、とてもムカつきましたが。こっちは定時で帰るためにせっせこ頑張ってんだよ・・・。
んで、じゃあ、最大値の8時間をなぜ越えられるかと言うと、36協定(サブロク協定)の存在がある。
この協定、簡単に言うと、その会社の労働組合の代表と経営者が話し合って「これだけの時間は残業として8時間を越えて働いても良いよ」と決めるものなのです。これがもう、言わせてもらいますが悪法ですなぁ。
あのさ、日本って労働組合の力が弱いんですよ、一部の大企業でもない限り。なぜって、会社ごとに労働組合があるから基本的に圧力かけられたらやっぱり弱いんですよ。それに、労働法などに積極的に関わろうって人が少ない少ない。
欧州の一部なんかではギルドと言って、職種で組合が組織されている。これのおかげで、最悪、退職したり倒産して職失っても、ギルド経由で別会社に就職したりしやすいわけだ。これなら、労働者も会社の圧力に屈することなく戦えるし、強い。
けど、日本ではそんな状況もあって、本来は経営陣と対する形で組まれなければならない労働組合が経営陣の良いように扱われることある。だから、36協定だって経営陣の良いように代表と話を付けて設定されることもあるんだよ。
労働組合の代表と形だけでも「話し合って協定を結んだ」ってことにしてしまえばもう合法も合法なんです。ひどい話だ。
だから残業6時間とかそういうのがまかり通ってるわけだ。もうほんと、この法律自体も問題だけれど、それいいように使って労働者のプライベートも考えずに残業可能時間を伸ばす経営者がいるってどれだけ腐ってんの・・・。
5.まとめ
残業、ダメ、ゼッタイ。
健康に直結します。最悪、生死に関わります。いやほんと。
そんで言っておきたいのは、他人が言う残業時間の多い少ないに惑わされないようにしてください。あなたが「多い」「健康が害されている」と感じたならそれはもう「多い」のです。
自分にとってそれだけの残業が「害」であるならば、全力で逃げるべきだ。どれだけ残業に耐えられるかなんて仕事内容のみならず自分自身の健康、体力、精神、耐性に大きく左右されるんです。自分が「ダメだ」と思ったら他人がどれだけ自分より残業していようが関係ない。休まなきゃ、死ぬ。
うん、一番言いたいのはここだな。自分が「もうできない」と思ったらすべきじゃない。「学生じゃないんだから・・・」とか言う奴には「あんたこそ学生じゃないんだから、そんな駄々こねるガキみたいなこと言ってないで手ぇ動かして俺みたいにさっさと仕事片付けろよ」とか言って帰りましょう。
・・・・・・
結構書けたな・・・我ながら驚きです。疲れてるはずなのに。
以上