就業規則で禁止されているようだけれど、やっぱりしたいよね、副業

 就業規則とか服業規定とかありますよ、社会人。

 要は、ウチの会社で働くんだったらこんなこと守れよ、というその会社で働く人限定に掛かる規則だ。校則みたいなものですな。

 んで、これについては色々言いたいことあるんですよ。別に、会社がその規定を決めるのは当然だし、業務内容や業務形態に応じて結構差があったりするのもまあいい。扱っている情報や製品、それによって大きく規定が変わるのも分かる。

 けれどな、案外、会社って分かってない。就業規定とかはな、当然のことだけれど、法律に則ったモノでなければならない。少なくとも、労働基準法にある以上に労働者に不利益が掛かるような規定はしてはいけないんですよな。

 これ、分かってねえんだよ会社ぁ!

 はあ??? なに? 退職願は三カ月前に出せ??? 労働法では二週間前でいいんですけど??????????? 有給休暇が勝手に消費されるとか???? 有給休暇は「労働者の任意」でなければならないんですけど???????????

 ふざけんなよ。たかが一介の会社内で決めたことがさ、日本国の法律を越えて労働者に影響与えられるとか思ってるのか。

 なにそれじゃあ、超法規的措置じゃないか。あり得ない。

 ・・・ああ! 本題違う!

 この話は横に置いといて・・・

 今回は、そんな就業規則だか服務規程だかなんだかいろいろ呼び方ありますけれど、その中でよく規制されているものの一つ

 「副業」

について話していこうと思います。

 

目次

 

1.規則で禁止されてる会社多いよ、副業

 副業、当然の如く僕の働いている会社でも規則で禁止されています。さも当然のようにな。

 なんで禁止するかっていうと、昔(今では働き方改革で改正され、副業が奨励されているようだけれど)に政府が出した就業規則のモデル」の中に副業を禁止する文章が盛り込まれていたからってのが大きい。まあ、昔は副業をしなくても安泰、わざわざ副業をするなんてあり得ない、そんな時代でしたからな。

 それに、正社員として囲っている会社側からすれば

・会社の業務にのみ集中して欲しい

・会社の情報が他会社に漏えいする危険がある

・教育した以上、そのスキルは会社のものだ

ってな言い分があるわけです。

 ・・・言い分?

 ・・・言い分かこれ?

 なにこれ、完全に駄々こねてる子どもみたいな理由なんだよなぁ!!!!!!

 いや、これ以外にももっとも納得できる理由があるのならばいいんですよ。まあ、個人で勝手にやってる副業を規制できるようなもっともな理由って、なさそうではありますが。

 会社の業務にのみ集中できるかどうかはそんなもん内容によるし、というか、業務に集中できないレベルの副業なんてまず「できない」だろう。・・・と、いうより、そこは副業をする人の采配次第。副業の方が儲かるってんならむしろ、副業に集中するために、本業を選ぶという選択肢も出る。

 もし、これを危惧しているのだとしたら、社員待遇良くしようぜ。儲かる方に行く。いかにも経営者さんたちが大好きな資本主義らしいじゃあないか。

 会社の情報が漏えいする。・・・これはそもそも、別途で機密情報保護のための契約を結んでいるだろうに。それがある以上、僕のようなサラリーマンはたとえ副業していたとしても情報を漏えいすることはないし、してはいけない。この契約を守れない人は副業しなくても守らないでしょうな。

 そこは一社会人として、情報の保護は法律で完全に規制されている。就業規則内でそんなこと危惧するだけ無駄だ。

 教育した以上はそのスキルは会社のもの・・・・・・。これこそあり得ない。どのような形であれ、身に付けたスキルは自分のものでしょうに。それを思うさま使って何が悪いと言うのか!

 確かに、確かにさ、会社の教育期間を利用して何かスキルを盗んでやろうって魂胆で入るのは倫理的、道義的にどうかとも思うが、けれど、結局、そのスキルを身に着けて会社で働きながら副業する分には何も不利益なんてないだろうに。

 あれですね、不利益が出なくても、自分が教えたことでなにか利益を別で得ているのは出し抜かれているような気分になるんだろうな。・・・気分の問題かよ!!!!

  まあ、そんなこんなで、くだらないとは思うけれども副業を規制している会社は多いんです。禁止、許可制、ってところは多いけれど、完全自由なところは少ない

 

2.これからの時代、副業はしたい

 これからの時代、副業したいですよね(唐突)。

 今後、僕達の未来に待ち受けているものを考えると、ちょっと一つの会社で粉骨砕身働くのは割に合わない。だって、現在の50代40代、もしくは現在定年退職した老人の方に比べれば、生涯賃金は少ないこと確定しているのだ。よっぽどの好景気にでも恵まれなければ。

 それに、給料が上がり、年収的に贅沢とまではいかないまでも、子ども数人を大学まで通わせてある程度余裕のある生活ができるだけの経済力を持てるのは、役職付きの人。つまり、今、上にのさばっている40後半~50代、60代の人達くらいだ。

 彼らがいなくならないことには、賃金的に昔で言う「普通の幸せな家庭」はどだい無理だ。けれど、彼らがいなくなるまでにも何年もある。しかも、数年たったとしても、じゃあ、賃金的にどうなんだというと、生涯賃金は結局彼らに及ばない。

 ならば、会社一つなんぞにしがみつくよりも、複数の仕事を持って色んなところからお金を持ってくる方が良い。

 それに、今のご時勢、働いている会社がいつ吹き飛ぶかも分からないですしね!

 吹き飛んでも大丈夫、今まで働いてきた会社に感謝しつつ(あるいは、ザマアミロと嘲笑しつつ)、みんな必死に職探しする中、副業をしながらまったり暮らすなり、ゆっくり職を探すなりできますからな。

 ・・・ちなみに、僕は嘲笑したい派です。まあ、業務内容的によっぽど吹き飛ぶとは思えませんが。けれど、いざという時のためにそうできるように副業したいですな(腹黒)。

 

3.副業のススメ

 現代は非常に副業しやすい環境にあります。インターネットという強い味方がありますから。この辺のコミュニケーションや情報交換が簡易になったって背景、多分に働き方改革を打ち出したことに影響があると思います。

 副業というと、一昔前までは会社が終わってからとか休日に軽くバイトをしたりとか、あとは内職とか個人事業主とかが基本でした。が、今となってはフリーのプログラマーやWebライター、個人通販なんかが主流。ほんと、インターネットと環境やサービスの拡充で「仕事」自体の概念が変わったことにより、副業はここまで身近でかつやりやすいものになったわけだ。

 だからこそ、今、副業をススメたい

 けどさ、実際問題、副業を奨励するって言っても、僕達労働者は考えて副業しないと危険だ。本業と同程度かそれ以上に効率的、または何らかのメリットがある、もしくは資産的価値を得られる、そんな副業でなければやる意味って少ない。

 本年(2018年)は働き方改革の影響で「副業元年」とも呼ばれている。三年前に比べて日本の副業、兼業従事者数が200万人以上増加し、750万人程度となっている。

 日本全体の労働者数から見ればそこまで多くはないだろう。例えば、日本の人口1億3000万人中半数がなんらかの職に就いている労働者だとしよう(これでも少ないと思うが)。7500万人程度が労働者だとすると、おおよそ10%程度だ。

 これ、多いか少ないかというと、個人の感覚次第でしょう。僕は、結構多いと思います。むしろ、1割もの人が副業、兼業しているってのは、これまで「終身雇用体制で一つの会社に勤めあげるのが当たり前」だった日本の経済社会が明らかに揺らいでいることを示している。

 まあ、もっとも、そんな観念はもう少し前から崩れてはいるのでしょうけれども。ともかく、10%ってのは当たり前の前ではかなり大きな数値だと僕は思う。

 それに、これからもっともっと副業従事者数は増えるだろうと言われている。いや、増えるでしょうね、これは。つまり、

 乗るしかない、このビッグウェーブに!

 いや、別に副業、しなくてもいいとか、したくないってなら良いのですけれど、会社が倒産したりリストラされたりが珍しくない時代、いざという時、一個、別の稼ぎ口という武器を持っていた方が良いのは自明です。

 やっぱり、最初はフリーランスとかですかね。

 フリーランスなら、インターンネット環境さえあれば休日だろうがいつでもどこでも誰でもできますし、Webライター、Webデザイナー、プログラマーとか、自分の強みを生かした業務を選ぶことができます。

 これ、他の副業にはないメリットですな。

 それに、副業だから身軽な方がなにかと都合も良いでしょう。フリーランスなら、仕事をとって、それを行い、報酬を貰うのワンループで完結です。これなら、いつでも辞めることができるし、早急にお金が欲しい時にちょっと頑張ればまた稼げる

 加えて、今ではフリーランスの仕事をひとまとめにして、登録しているフリーランサーに仕事を斡旋する企業まであります。こういうところであれば、登録するだけしておいて、ふと入り用の時だけ仕事する、という働き方もできるわけです。

 また、ユーザー登録という性質上、得意な業務内容やこれまでどんな仕事をしたかの実績が依頼者の目に付きやすく、アピールの材料になります。つまり、フリーランスでは実績を積めば積むほど、仕事が舞い込んできます。

 実績 is Power  !!!!!

 実力 is Power  !!!!!

 ・・・自分の実力を試したい! 自分の実力が会社では正当に評価されてない! って人にとっても、ある意味、フリーランスってのは満足感や達成感を得るにはいい副業かもしれません。

 

4.まとめ

 やっぱり、副業したいでしょ、今の時代。というか、経済状況や今後の不安ってのを考えた時、社会人なりたて~中堅くらい(僕)の賃金格差的にキツイ年代層の人たちは副業を持った方がいいとも思えるわけです。

 いや、無論、会社に勤めてるだけで十分だってのならいいですよ。それだけ良い会社、もしくは、生活的に問題がない賃金であれば。加えて、その会社が絶対に畳まれないって確証があるのならば。

 でも、今は分からない。

 それに、僕の場合、そこじゃないんですよね。単純に、会社に囚われ続けるのは嫌だし、ある程度のお金を投資に回したいって考えているのですよ。だから、今、会社から貰っている分に加えて、余剰にお金が欲しいのです。

 とはいえ、会社から独立したいってのはそこまで大きくないのです。まあ、できればしたいですが。それよりも、遊んで使える金が増えれば圧倒的に暮らしやすくなるなあ…リタイアも少しは早めにできるだろうなあ・・・という感覚です。

 うん、副業、しよ。副業はお金が関わってくる上、スキルと時間をお金に変える性質のものが多い以上、早めに始めるに越したことはない。実績積むのにも早い方がいいでしょうしな。

 ・・・じゃ、やるか、とりあえず、やっぱりフリーランスかなぁ

 登録するだけしておいて、暇な時にやれるものだけやっていこうかな

 ・・・・・・

 ・・・

 あ、その前にモンハンやろっと!!!