【ラブコメ】「五等分の花嫁」第八巻はいよいよ本格的に恋愛感情出してきたヒロインたちと、それに翻弄される風太郎、そして最後には決定的なイベントが・・・

はい、ということで「五等分の花嫁」第八巻のネタバレレビューになります。

七巻では期末試験のごたごた、三玖の告白宣言とそれを阻止した一花。

期末試験になんとか受かった四葉と先生になると決意した五月。

そして、最後には衝撃の展開。

二乃、原付で告白する

そんなエモいシーンで七巻は幕を閉じていました。

さて、そこから二乃がどうなっていくのかってのも今回の八巻では気になるところ・・・っていうか、ここが一番気になっているところでしょう!

しかし!

それだけじゃないんですよ、今回の八巻は。

これまで散々、三玖の奥手な恋愛事情とか一花の姉だからこそ抑えていたモノとか、そういったところが表面化してきていよいよラブコメになっていきます。

それに翻弄される風太郎。

さて、肝心の内容ですが・・・今回は一巻まるっと家族旅行回。

風太郎の一家が福引で当たった家族旅行先に行くと、そこには五つ子が。

もちろん、父親付きで。

さあ、どうする風太郎・・・。

 

↓前巻ネタバレレビュー↓

densilife.hatenablog.com

 

目次

1.二乃の告白に戸惑う風太郎、そして、家族旅行で衝撃の言葉が

今巻の始まりは当然、七巻の最後で告白をした二乃の行く末から始まります。

果たして、二乃の告白は上手く行ったのか? 風太郎の反応は?

そして、福引で当たった家族旅行はどうなっていくのか?

以下、前半のネタバレレビューです。

 

風太郎に期末試験突破祝賀会に連れ出された二乃。

二乃は告白の返事を気にしますが、風太郎はスイーツ店のキッチンに。

祝賀会の終わり、三玖より点数が高く一番だったので一人思い悩む一花。

一方、二乃は風太郎を手伝いにキッチンに立っていました。

そこで風太郎にバイクでの告白の件を切り出しますが・・・

「なんのことだ?」

バイクに乗っていたせいで風太郎は二乃の告白が聞こえていませんでした。

一度は怒って去る二乃でしたが、戻ってきて一言。

「あんたを好きって言ったのよ」

「あんたみたいな男でも好きになる女子が地球上に一人くらいいるって言ったわよね」

「それが私よ 残念だったわね」

しかし、それを見ていた人影が一人。一花でした。

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ところ変わってどこかの観光地。

近所のスーパーの福引で当たった風太郎一家は家族旅行に来ていました。

二乃の告白に戸惑い、春休みをいいことに家庭教師も五つ子も忘れようとする風太郎。

が、そこにはなんと五つ子が来ていました。当然、父親と共に。

そんな五つ子に事情を聞こうとしますが、なぜか余所余所しいみんな。

らいはと風太郎の父が合流したところで、不自然に旅館に戻ろうとする中野父。

旅行券が当たったのは同じだから泊るのは同じ旅館。

「後で お話があります」

別れ際、そう五月から耳打ちされた風太郎は旅館に着くなり五月を捜します。

けれど、探してもなぜか色んなところに五月がいて会えません。

父、らいは、風太郎の三人で混浴風呂に入って上がってみると、服にメッセージが。

「0時 中庭」

0時。中庭へ行こうとロビーに行くと五月の姿が。

とりあえず中庭へ行こうとする五月の肩を風太郎は捕まえます。

すると、五月は言いました。

「上杉君は私たちの関係をどう思っていますか?」

「パ・・・パートナーとか言ってたろ・・・お前が」

「いいえ 私たちはもうパートナーではありません」

そして、思いつめたような顔で五月は続けました。

「この関係に終止符を打ちましょう」

この事実上の家庭教師拒否宣言に驚き、風太郎は取り乱して五月は足を打ってしまう。

その瞬間、ロビーにいたオーナーの爺さんが風太郎を投げ飛ばす。

「わしの孫に手を出すな 殺すぞ」

 

はい、前半以上です。

いや、今回も詰め込まれてるなぁ・・・。

何と言っても、まずは始まりのところ。

風太郎に告白が届いていないと分かるや、少し怒りますけれど、次の言葉。

「あんたを好きって言ったのよ」

これやばい・・・やばくない?

こんなもん、二乃さん、えぇ・・・落ちない男いるんすか?

二乃さん、前回のランキング五つ子中最下位だったのにこれ急上昇待ったなし。

いや、二乃さん、最高っすよ、マジ。

そして、家族旅行ではなんか余所余所しいみんながいるかと思えば、衝撃の実質的な家庭教師退任を迫られる風太郎。

これに取り乱すあたり、風太郎の中でも五つ子は割と大きな存在になっている様子。

2.なぜか五月だらけの五つ子と止まらない愛の暴走機関車二乃

 中盤、ここは二乃が攻めるのと五月の回。

つーか、二乃と五月が可愛い! これに尽きるわ、ここ!

元々五月好きで、二乃株上昇中な僕にとっては最高。

以下、中盤ネタバレレビュー。

 

五月に会おうとする風太郎ですが、夜は父親がいて部屋にいけません。

翌朝、らいはの電話に掛けてきた五月から風太郎はこんな言葉を聞きます。

「なぜ中庭に来てくださらなかったのですか?」

そう、夜に会った五月は変装した偽の五月だったのです。偽五月。

父がいるためおちおち会えないので、五月を女湯に呼び出し、自身は仕切りを挟んで隣の混浴に入浴して仕切り越しに話すという方法をとる風太郎。

が、五月と話そうとしたところ混浴に二乃が入ってきます。しかし・・・

「誰だ?」

パカーン、と桶をぶつけられる風太郎。怒って出ていく二乃。

「今のはあなたが悪いです」

同じ顔だから見分けるのは無理と呆れる風太郎に五月は言います。

「きっとあなたもできるはずです 愛があれば!」

そうして五月は二乃が変だと言いました。

「二乃だけではありません」

「一花も三玖も四葉も 春休みに入ってからどこか変なのです」

結局、偽五月の件とその五つ子のお悩みを解決するため、風太郎は五月と協力することになりました。

ーーーーーーー

五月に父を連れ出して貰って、五つ子の部屋に向かいお悩み相談を開く風太郎。

しかし、部屋にはなんと五月・・・に変装した四人の姿。

当ててみなさいと言われる風太郎ですが、全く見当が付きません。

とりあえず嘘が下手な四葉だけ当てて理由を聞くと、五人がバラバラの格好だと五人同じ姿しか見ていない祖父が心配するから、だと言います。

と、そこに祖父が・・・慌てて炬燵に潜り込んで隠れる風太郎。

風太郎は潜り込んだのを良いことに昨夜の足を打った痕を探しますが、探したところでその五月?には逃げられてしまいました。

無事祖父をやりすごし、部屋の外で三玖と話していると、そこにやってきた祖父が簡単に五つ子を見分けていることに気が付きます。

そこで風太郎は祖父に見分け方を教わろうとするのでした。

ーーーーーーー

ところ変わって、女湯。

二乃と一花が入っていました。

二乃は一花に恋愛相談していました。

自分が告白したことを話す二乃。しかし、相手は言いません。

言わないけれど、相手は風太郎だと一花は知っています。

一花は二乃の相談に、心では思っていないけれどなぜか止めるような言葉を言う。

しかし、二乃はそれでも諦めるような発想はしません。

「だってこれは私の恋だもの 私が幸せにならなくちゃ意味ないわ」

「も、もし! 同じ人を好きな人がいたら?」

「悪いけど 蹴落としてでも叶えたい そう思っちゃうわ」

 

以上、中盤でした。

二乃、やばい。なんか、語彙力なくなるくらい可愛いんですけど。

なんだかんだ言って、一番率直で素直な恋愛してるのが二乃なんですよね。

やっぱり素直で王道ってのは最高に可愛いなぁ、ツンツンだっただけに尚更。

さて、そして内容ですけれども、五月から五つ子の変化について聞いた風太郎。

それぞれがどんなことに悩んで、春休みに入ってから変わっていったのか、分かるところもあれば分からないところもありますよね。

んで、相変わらず五つ子を見分けられない風太郎は、偽五月を見破ろうにも見破ることができません。

後半、温泉に入っている一花と二乃。

ここは二乃の可愛さに焦点が行きがちですけれど、一花の心労がマッハで心配。

三玖が風太郎を好きなことを知っているし、二乃が告白してしまったことも知っているし、自分も風太郎への恋心に徐々に気付き出している・・・。

一花さん・・・メンタル病むよ?

3.一花の恋、三玖の恋、そして最後誰だこれぇ!!

 最後、後半です。

一気にここでね、もう、可愛い・・・(噛みしめ)

あと、一花がやっと、やっとですよ、なんかもう一花は見ていて痛々しかったからね。

もうなんか、みんな報われて欲しいわぁ・・・。

以下、後半ネタバレレビュー。

 

家族旅行最後の夜。

二乃に風太郎と二人きりで会うために父親を足止めして欲しいと言われて廊下で見張っている一花。

(私みたいにずるくない 誰の目も気にせず 全力で 本気で恋してるんだ)

「私には入る余地も 資格もない・・・」

そこを通りかかった四葉は、一花を見て言いました。

「一花 どうしたの? 泣かないで」

四葉に連れられて、昔はよく行ったという旅館の屋根の上へ。

四葉から、昔はよくいたずらとかして怒られていたと話を聞きます。

「何言ってんの 一番怒られてたのは 一花でしょ?」

昔の一花はガキ大将って感じで、ものを横取りされたりってこともよくあったという。

母が死んでから姉らしくしようと決めた一花を見て、四葉は心配していたのでした。

「一花だけ我慢しないで したいことしてほしい・・・かな」

「私がしたいこと・・・」

それを聞いて、一花は風太郎や三玖や二乃のことが脳裏をよぎりました。

「誰にも取られたくなかったんだ」

何か吹っ切れた様子の一花は、外に出てきた父を足止めすることもありませんでした。

ーーーーーーー

同日同刻、五月と三玖は出ていった一花、二乃、四葉がいないので温泉に。

脱衣所で三玖の体を見て、五月は気付きました。

「その足・・・三玖だったのですね」

五月は風太郎から足のことを聞いていたので、三玖が偽五月だと気付いたのです。

なぜ一番協力的だった三玖が風太郎と関係を断とうとしているのか、尋ねる五月。

「わたしとして言えなかった フータローを大好きなのにあんなこと」

「えっ 三玖って上杉君が好きなのですか!?」

今更なことに驚く五月でした。

「でも いいのでしょうか 私たちは仮にも教師と生徒なのに・・・」

「だからだよ 私たちは教師と生徒 それでいいと思ってた」

そして、一番の生徒になれなかったことを悔やむ三玖。

「生徒と教師じゃ 私とフータローの関係はずっと変わらない」

ーーーーーーー

最終日の朝。

五月に説得されて、風太郎ともう一度会う偽五月(三玖)。

リベンジをする風太郎ですが、やはり簡単には見分けられません。

なので、いろいろと聞いたり予測して、一花か三玖であることを想定します。

最終手段。ちょっとした誘導尋問を仕掛けて風太郎は見破ります。

「つまり お前が一花ってことだ!」

当てられた振りをする偽五月。

ホッとする風太郎。

(長い月日を経て相手の仕草 声 ふとした癖を知ること それはもはや愛と言える)

そんな祖父の言葉を思い出して、こんな方法でしか見破れないことを悔やむ風太郎。

けれど、別れ際、離れていく偽五月の後姿を見て風太郎は何かに気付きました。

「三玖か?」

なぜか分かった、そう言う風太郎。

「当たり」

そう言って、三玖は風太郎に抱き着いたのでした。

ーーーーーーー

帰り際、全員五月の姿で写真を撮り、帰ろうとします。

一人遅れて、五つ子のうち三玖を見破り今後は騙されないと不敵な余韻に浸る風太郎。

しかし、迫ってくる五月姿の誰かを見破ることはできません。

と、風太郎、コケる。

そして、二人はキスをした。

 

以上、第八巻しゅーーーりょーーーーー!!!!!!!

はあ!? 最後なんだよ、こんなもん気になって仕方なかろうが!

と、言いつつもこの相手がどうやら花嫁なようで、最後まで明かされそうにないなぁ。

後半いろいろと詰め込まれすぎなんですけど、要素が! 詰め込まれすぎ!

まず一花さん、ここから人が変わってきそうですね。これは楽しみ。

女優って面もあるから、本気出して来たら一番強いような気がします。

それに、一花はやる気がないだけで実は五つ子の中では一番頭が良いような描写もありますから、そこら辺もちょっと一花さんの恋愛は見ものです。

今まで三玖のため、二乃のために押し殺していた気持ちがどうなっていくのか。

一花さん、不幸っぽいところあったんですけれど、なんというか、けれども自分の気持ちが抑えられなさそうなところって凄く可愛い。

そして、三玖。まさかの偽五月が三玖。

風太郎と教師と生徒の関係ではこれ以上先に進めなくなったから、一花に一番を取られてにっちもさっちもいかないから、教師と生徒の関係を断つ。

断ってしまえば、そこから先はそんなものとは関係なく恋愛できる。

だから、断とうとしたのです。

そんな三玖は風太郎から見分けられずがっかりしたのでしょうけれど、最後には風太郎はちゃんと三玖に気付いてあげられたんですよ、格好いいな風太郎!

ここで三玖、抱き着くとこ可愛すぎ・・・。

前の巻を見返すと分かりますけれど、なんかよく笑うようになったし、風太郎に対しては言葉数も多くなってきています。

三玖、笑顔可愛い・・・超可愛い・・・。

そして一番最後、キスしたの誰だ!!!!

これが花嫁なんで明かされそうにないけれど、気になってくるなぁ・・・。

はい、という一花、二乃、三玖という三人の恋愛事情がだんだんと表面化してきたところで第八巻は終わりです。

次の巻が楽しみすぎる!!!

まとめ買いもあるでよ!