【癖を治したい!】爪を噛む癖(咬爪症)を治すにはどんな方法があるか? 小学生時代から爪を噛んでいた僕が治した方法について経験を元に解説していこう
爪を噛む癖。
これ、咬爪症という病名のあるれっきとした病気なのだそうです。
この癖に悩んでいる方はかなり多いようで、検索してもかなりの量が出てきます。
さて、そんな咬爪症ですけれど、爪がガタガタになったり、深爪になりすぎて後悔するなんてことになりますよねぇ。
そんな経験を、僕は小学生、中学生時代にしていましたよ。
散々、もう爪を噛んでいて爪はもうギザギザのガタガタ。
深爪でじんじんと指先が疼くのですが、それでも気が付いたら爪を噛んでいる。
咬爪症、無意識にやってしまうってのが一番の怖いところですよね。
さて、僕は幼児期から小学校、中学校と爪を噛んでいたわけですが、高校生になったあたりで直すためにちょっとした改善策を打ち出しました。
その結果、今ではすっかり爪を噛むこともなくなったのですが、ここではそんな改善策について僕の経験を元にお話していこうと思います。
※咬爪症は精神的な要因が大きい場合もあるので、物理的対策だけでも治らない場合は心療内科等に相談することを強くお勧めします。
目次
1.小学生、中学生時代と爪を噛んでいた僕の症状
さて、小学生、中学生時代から爪を噛んでいた僕でしたが、そんな僕がどんな症状を持っていたのか、まずは語っていきましょう。
まず、爪を噛んでいた僕の症状は以下の三つに大別されます。
1.爪の噛みすぎで深爪になり、指先が疼く
2.爪を噛んでいたことにより、前歯が出てくる
3.はっきり言って、不潔だし、見た目にも印象が悪い
この三つが致命的な咬爪症の症状・・・というかデメリットですね。
1はなったことのない方でも想像は付くかと思いますけども、おそらく、その想像の数倍は痛いものと考えていただいて差し支えないだろう。
なぜならば、この深爪は爪切りでなった深爪とは全く性質が異なるからです。
噛んでできた深爪は基本的にガタガタで、爪の端などは指の皮膚を巻き込むような形で化膿症状などを伴う可能性も出てくる。
その時点でズキズキと痛むわけですが、それに加えて物を持った時の圧力で更に痛みは増幅するわけで、大変なのですよ。
2はちょっとなったことがない方には分からないかな。
爪を噛むことによって、口の中にない硬いものをかじる形は前歯の形状を出っ歯な形へと変容させてしまいます。
これは特に女性ならマジで気になってくるところですから、絶対に治しておきたい。
そして、3はもう外見的な問題です。
ただの深爪と比べて、噛んでできた深爪は明らかに見て分かるガタガタさです。
それに加えて、咬爪症の場合は無意識のうちに噛んでしまうような症状なので、人の目に入るところでも油断すると噛んでいる可能性があります。
これはもう無意識なので仕方ないのですが、それは不潔に見えてなりません。
こうしたデメリットを抱えてきた小学生、中学生時代の僕。
けれど、学校ではやはり人目があるのでがっつり自制していました。
家に帰って一人部屋に入ると、カジカジし始めてしまうわけですよ。
このように、人目があるところでは無意識でもやらないって性質の人もいるので、周りから見ても分からないことがあります。
でも、どうしたって爪は隠せないものなので仮に我が子が爪を噛んでいないと思っていても、爪を見てみると意外と噛んでいたなんてこともあるので注意してみてください。
2.原因と僕の性格から改善策を考えよう
さて、では次に対策を考えるために原因と自分の性格を考えてみよう。
まず、原因として考えられたのは以下の二つ。
1.爪を切るのが基本的に嫌いで伸ばしがちだった
2.指を顔や口元に持ってくる癖があった
この二つが爪を噛むようになった物理的な主要因だと考えられました。
そして、この二つの要因を生み出していた僕の性格が・・・
・ズボラ
これです。
ズボラだからこそ、家には爪切りが一つしかなかったため鬱陶しくてもわざわざ爪切りを取りに行って爪を切ろうなんて考えていなかったわけです。
1の爪を切るのが嫌いで伸ばしがちだった。
これが一番大きな要因だと考えられました。
なぜなら、爪が伸びると大変鬱陶しいけれど爪を切らない・・・けど何とか鬱陶しくないようにしようと体は反応するので無意識に爪を噛んでしまうわけです。
それに、そもそもちゃんと爪を切っていれば「噛む爪がなければ噛まない」という物理的な抑制にもなるんですよね。
そして、2の指を顔や口元に持ってくる癖があった。
これは本当に今やっている方がいたらぜひ止めていただきたい!
これ、爪を噛むようになるだけじゃなく、手に付着した雑菌によってニキビや炎症が顔に発生する危険性も孕んでいるので止めておいたほうが良いです。
そんな原因は分かったのですが、性格はズボラ。
だからいちいち爪を切りに行こうとも思えない。
性格は治しようがないので、改善策としてはとにかく物理的になんとかしよう、という方向で考えていかなければなりません。
3.効果のあった改善方法はこれだ!
では、最後に僕の中で最も効果のあった方法を二つご紹介しよう。
1.爪噛み防止用の爪に塗る化粧品を使用する
これはとんでもなく効果がありました。
この爪噛み予防の化粧品、子供だけかと思いきや大人向けでもあります。
ちなみに使用したのはこちら。
なんと、こちら苦み成分を含んだネイルコーティング剤になります。
この苦みってのがもう、一回舐めただけでも「もう二度と舐めるものか」と思うレベルのもので、実際、高校生になってから利用した僕でも止められましたからね。
確かに、爪にこんな苦いものを塗っておけば無意識に噛もうともしなくなるよなぁ・・・と今となってはそう思いますよ。
その結果として、現在は噛まなくなっているわけですから・・・。
いや、究極の荒療治だ・・・でも、得てして荒療治ってのは効果的なもんです。
2.爪切りをよくいる場所の全てに置いておく
次点で効果があったのはこちらですね。
爪切りをよくいる場所全てにおいておく。
↓こういったやっすい爪切りを3つくらい買っておきます。
そうして、買った爪切りを家の中もよくいる場所ベスト3に置いておく。
こうすることでいつでも爪が気になったときに爪切りで爪をきることができます。
そうすることで物理的に「噛む爪がない」状況を作り出すと同時に、爪切りで爪を切る習慣を体に覚えさせることができるのです。
それに、爪切りで爪切ったほうが気持ちいいし感触良いしね。
爪を噛むのってあくまでも癖であって、そりゃ爪切りで切ったほうが圧倒的に気持ちが良いってのは皆そうなんですよ。
ただズボラだったり、精神的なものが影響したりして咬爪症を発症してしまうわけで。
なので、本当に爪切りを置いて気になる度に切りまくるってのは効果的なんです。
以上、咬爪症対策について、いかがでしたでしょうか?
今回紹介した改善法は物理的に癖をなくすってことに重点を置いたので効果は非常に高いはずです。
ですが、咬爪症を発症したきっかけには精神的な問題がある場合もありますので、こうした対策をしてみても効果がない場合は心療内科へ行くことだけは忘れないように。
以上、参考にしていただけると幸いです。