【猫小話】男の一人暮らしは猫を飼い始めると終わりだなって思うわ…もう、ダメだ、ニャァ! あぁ、アパートで猫が飼いたい!
※注:本記事で使用しているヌコ様は全てフリー素材です。
実家に残してきた我が愛しの愛猫はまた別の機会に。
いやあ、猫というあの癒しに特化した生物はなんなのでしょうなぁ!
ねぇ、猫さん!
いや^~、可愛いですなぁ!!!!!
実家にいた時には四匹もの猫に囲まれてヘブン状態だった私が、そんな現世に現れた天国がごとき理想郷(ユートピア)を離れて一人暮らしを始めて早数年。
時折、その天国に顔を出すものの、やはり寂しさは募るばかりである。
そして湧き出す、その思い・・・
猫を、飼いたい!
とても、猫を、飼いたい!
できることなら2匹ほど、飼いたい!
そんなことを、私の猫を飼いたいという変なテンションの状態でお話していこう!
あ、完全にネタ投稿です。
ネタ投稿は会社終わりのストレス発散でもあります。ご容赦ください。
1.猫を飼いたい理由と、2匹飼いたい理由について
猫を飼いたい、というのは人間の根源的本能的欲求ではありますけれども。
唐突に思ってしまうのも、食欲や睡眠欲と同じような欲求なので仕方ない。
とはいえ、理由がないわけではありません。
1-1.猫を飼いたい理由
猫を飼いたい理由ってのは簡単です。
「やっぱり、何か生き物がいると凄く癒される!」
これに尽きますよ。
あともう一つ、こちらは人に依るかもしれませんが僕の場合・・・
「世話を焼いていられる相手がいるとなんか和む!」
これですよ、世話を焼くのが好きな人にとっては生き物を飼うってのは、こう、最高に良い精神的効果を得られるんですよね。
これも僕は欲しいところ。
その中でも猫はふわふわふかふか、抱っこしているだけで本当に心から癒される。
あったかいし、天然の湯たんぽなのです。
そして、なにより可愛い!
カワイイ!!!!!
これ重要。
それに行動も、彼らは気まぐれに寄ってきたかと思えば離れていったり、そうかと思えば布団の中に潜り込んで来たり、人間の甘やかし方を知っているとしか思えない。
飼うのは癒しと、世話を焼きたいから。
そして、中でも猫は可愛いし、あったかいし、ずぅっと一緒にいたくなる魔力があるからですねぇ。
1-2.2匹飼いたい理由
2匹飼いたい理由もこれまた簡単。
猫は1匹だと寂しいと思うから
ですね。
実家で4匹飼っていた時に思ったのですが、彼らはめちゃくちゃ戯れます。
もうね、喧嘩かと思って止めたくなるくらいくんずほぐれつ戯れてますよ。
これを見ていて思うことは・・・
人間がこれに入っちゃあ、一瞬で腕持ってかれるなぁ・・・
ってことで、ちょっとした怪我どころじゃなく深刻な話ですよ、これ。
持ってかれるってのも、あながち比喩じゃない。
猫は素足です。当たり前ですけど。
なので、基本的に爪とか執拗に綺麗にしてもすぐ雑菌ダラケになるわけですよ。
そんな爪でもう、猫同士じゃれあうように人間の腕に抱き着いてカッカカッカ後ろ足で蹴りながら甘噛みしてきた日にはもう!
その日は大量の擦り傷で済むかもしれませんが、運が悪ければ感染症起こして腕が1.5倍くらいに腫れ上がって、ヤバいことになりかねません。
とまあ、そういう理由もありまして、基本は彼らが遊べるのって猫同士なんじゃないかなぁと思うわけです。
それに、僕も社会人ですから会社には行かないといけないので。
そういうことを考えると、猫ちゃんが寂しくならないように2匹以上で一緒に育ててあげられたらなぁと思うのです。
2.猫はやはり人間をダメにするために生まれてきた存在問題
猫は人間にとってどうしてあそこまで可愛がられるのだろう?
・・・という難しい問題は置いといて、彼らは人間をダメにするよねって話。
2-1.彼らの身体的特徴は完全に人間のストライクである
猫の身体的特徴を挙げてみよう!
1.ふわふわふかふかである
これについてはいわずもがな。
彼ら毛玉はふわっふわのふっかふかでどうやったって抗いづらい「抱っこしたい欲」が湧いてくる体をしている。
この誘惑にどうして逆らえるだろうか? いや、できない。
2.あったかくて柔らかい
はいこれ、不定形湯たんぽ。
流動的固体、自律式ホーミング暖房生命体。
冬にいつの間にか腹の上に這い上がってくる猫毛布。
いやあ、これを抱っこせずに、頬ずりせずに一日を終えろってのは無理ですね。
まず会社から帰ってきたら一抱っこ。寝る前に一抱っこ。
そのまま布団に一緒に入ってあったかい夜を一緒に過ごす。
・・・まあ、元々複数匹飼っていた身から一言だけ言わせてもらうと
夏はホーミングしてくんなよ、暑い!!!
夏だけはちょっとホーミング暖房いらないですね、可愛いから許すけど。
3.全体的に丸い構成
ここだけ科学チックにお話。
人間ってのは、丸いもの=可愛いという風に認識します。
これは、人間の赤ちゃんって全体的に丸いですよね?
赤ちゃんを「かわいい」と思うようにすることで、より親身に育児されるようにした人間の脳の仕組みが母性本能とか父性本能の一部分になります。
この脳の仕組みのせいで、赤ちゃんのように丸いモノ=可愛いと思うようになっているって寸法です。
だから、猫のように目とか顔とか、体とかが丸っこい生物を可愛いと思うのは当然。
ゆえに、猫は可愛い。Q.E.D 証明終了。
2-2.彼らの行動基準はひどく人間の母性本能をくすぐってくる
猫の行動ってどう見えます?
気まぐれ? ワガママ?
上で書いた赤ちゃんの話と絡めて考えると、ひどく人間の子どもに似ているんです。
「おいで」と呼んでもやってはこない。
かと思えば、いつの間にか僕のあぐらの中でくりんと丸まって、満足そうな顔ですやすや寝息を立てている。
寝る時に一緒に寝ようとしても布団から出て行ってしまう。
けれど、朝起きると僕の体側にひっ付いて、こてんとひっくり返って伸びをしている。
そして、「おはよう、遅いじゃないか」とでも言わんばかりに眠たげな半開きの目で僕のこれまた寝惚けたマナコを、ひっくり返ったままじっと見つめるのである。
意味もなくペロンと舌を出して空気を飲むと、くるんと体を丸めてまた眠り出す。
ああ、この一連の動作をつぶさに書いていると実家の猫を思い出します。
飼ったことある方なら分かると思いますが、あのペロンと意味もなく舌を出すのがもう、可愛くてねぇ。
そんなことは置いておき、猫の行動ってのはまるっきり子どもですし、ツンデレと言われる理由も分かります。
要は、マイペース。けれど、ドアを自力で開けるくらい賢い、クセに、手に持った玩具を投げるフリをするとそっちを向くくらい子どもっぽい思考。
これで母性本能とかくすぐられないわけないんですよ。
3.一人暮らしで猫を飼ったら完全に恋愛無理ですよ、これもう
はい、一人暮らしで猫飼ったら恋愛無理です。
だって、猫が至上でしょう?
3-1.基本的には生活の暇な時間は猫に構いっきり
基本的に生活の暇な時間は猫に構いっきりになります。
当然と言えば当然。
猫みたいな放して飼う系の生き物を飼うってのは、生活の時間と空間の全部を分け合うことですから。
猫ちゃんと時間を共有、空間を共有してると、正直構いっぱなしになります。
デートとかよりも猫の時間優先。
電話とかしてても猫の餌やりや給水、トイレ掃除をしながらになりかねない。
膝まくら? 私の膝はこの子(猫)のものだけど?
最後のはネタとして置いておくとして、デートより猫優先、電話してても猫を構うってのは当たり前になってきます。
飼ってない方は「そんなことないだろ?」と思うかもしれませんが、飼っている内にこれがごく自然なことになってきます。
あのですね、「生き物が自分の住んでいる空間にいる」って実感してくると、ほんとデートとかで家を空ける時間とかも心配になってくるんですよ。
だんだん慣れてくると空けても問題なくなってきますけど、最初は本当に構いっきりになってしまうので、マジで恋愛無理です。
3-2.恋愛なんていーや♨と思うようになる
そして、よく言われるのがこれ
恋愛なんていーや☆
と、思うようになってくること。
実際には「恋愛なんていいや」とはっきりと思うことはないと思います。
ですが、「人肌恋しくなくなる」「構える相手がいる」「世話が焼ける」というように恋人に対して求める要素の一部が猫様なら解消できるんですよ。
・・・あ、すみません、嘘は良くないですね、訂正。
大部分が猫様なら解消できます
一部じゃありません。大部分です。
えっと、勘違いされるとアレなのですが、もう恋人がいる方ならいいんですよ。
これから「恋人が欲しい!」と思う人の恋人に求めている要素の内の結構な部分は、猫ちゃんが解消してくれるって話です。
特に「人肌が恋しい」ってのは大きくて、事実、「恋人に触れたい」と思っている恋人がいない方(僕を含む)は、人肌が恋しいという欲求が大半を占めているでしょう。
これが解消されてしまうと「別に、いいかな」と思えてきて・・・
はい、終わりっ! この話やめやめっ!!!
4.猫まとめ猫 余談:小学生の頃は猫が怖かった
猫でした。
僕は申し訳ありませんが、犬派とは分かり合えません。
圧倒的に猫支持派です。まあ、犬を飼ったら可愛さ分かるんでしょうけど。
ちょっと昔の話をしますが、小学生の時分、僕は猫が怖かったのです。
理由はよく分かりませんが、とにかく触ったこともない上に爪が出ていて、そんな武器を持っているにも関わらず、体を寄せようとしてくる奴らが嫌いでした。
小学校の帰り道、放し飼いの猫がいる家の前を通らなければならず、いつも道の端を通ってびくびくと身を震わせていました。
そんな折、小学校で迷い猫が見付かりました。
小学生のテンションが上がる定番のイベントです。
僕は怖かったのですが、その猫(メスだったので彼女と呼びます)は僕と友人でいつも使っていた「秘密基地」という学校の植木に作った小学生が入れるくらいの窪みの近くを歩いていたのです。
そこは小学生で、周りの友人は彼女を秘密基地で飼おうという話になりました。
給食の牛乳をあげたり、今思えば捨て猫に餌をやるようなもので善意からでもやってはいけないことをしていましたが、当時の僕らは知りません。
その時まで、猫の警戒心もあったので誰も彼女には触ってはいなかったのですが、僕はふと思ったのです。
(あれ? 抱っこできるんじゃね?)
そこで、僕はなんとあろうことか自分から彼女を抱っこしたわけです。
警戒心が解けていたのは僕の方。
そして、彼女も警戒心は解けていたようで、意外にも抵抗せずにすっぽりと僕の腕の中に納まりました。
いや、それ以来ですね、猫に抵抗がなくなったのは。
小学生ってのは怖いもんです。適応力バツグンかよ。
彼女は不慮の事故でまあ、亡くなってしまったわけですが、その後も屋根裏で猫の子どもを保護したりと、なにかと猫と縁のある子ども時代でしたよ。
けれど、初めは怖かったのに、なぜ触れるようになったのか、今でもちょっとその辺の心の変わり方ってのは不思議です。
とまあ、奇妙に猫と縁のある私ですが、今では飼いたいなぁと、そういう話です。
以上、猫でした。よろしくお願いします。