10年近くニキビのような吹き出物に悩まされていた僕の経緯と使った薬を紹介しよう
ニキビ、辛いですよね。
僕の場合は中学の思春期の頃から10年ほど悩まされていました。
10年というと非常に長い期間ですよね。
「そんなに長い間もニキビに悩まされることがあるのか」と。
でも、僕は悩んでいました。
それまで特に問題になったこともなかったので、特に積極的に直そうとは思っていませんでした。
ですが、ある時、ふと「いい加減に鬱陶しいな」と思い皮膚科に行ったところ、ニキビではないことが判明。
まあ、いくらニキビケアを謳った商品を使っても治らなかったし、あまりにもしつこい上に一カ所に集中していたので、おおよその予想は付いていましたが。
さて、そういったしつこいニキビに悩んでいる方、もしくは大人ニキビかと思って対処してもニキビが治らない方。
もしかしたら、僕と同じようにそれはニキビではないかも知れません。
これに対して、詳細は下でも紹介していますが、私が使っているものは↓コチラです。
目次
1.僕の悩みの歴史
まずは僕の悩みに悩んでいた歴史から語りましょう。
ニキビができ始めた中学時代
始めにまごうことなきニキビができ始めたのが、まあ一般の方たちと同様に思春期ニキビと呼ばれるアレで。
つまるところ、僕は中学2年生あたりの中二病真っ盛りの時期に例に漏れずニキビをこしらえました。
その当時、僕にはニキビに対する知識が一切なく、また、パソコンや携帯電話といったものも持ってはいなかったので、情報を得ることができませんでした。
ですから、そんな僕はあろうことかニキビを潰していたんですね。
当初、人よりも多くできていたし、なんだかんだ言ってニキビは嫌だったのです。
さて、そんなことをしていたのでニキビは治らず・・・
と、思えばこの時点で正確にはニキビではなくなっていたのでしょう。
ニキビは悪化の一途を辿り、一番ひどかったのは中三。
意外と、特に誰も嫌な顔はせず、避けるようなこともなかったのですけれど、一人だけ明らかに生理的嫌悪感を顔に出している女子がいまして、まあ、あれだけはちょっと心にきましたね。
ですが、特に支障もなかったのでそこまで気にはしていませんでした。
そして、そのまま高校生へと進学することになります。
収まったと思いきや治らない高校時代
高校時代、それは学業に恋愛に部活にと忙しい・・・
なんてことはありませんでした。
元来、インドア気質な僕は部活はパソコン室でダラケて遊んでいるひどく堕落した部活動生活を送り、それが楽しくて恋愛など眼中にありませんでした。
学業? もっての他です。
そんな高校時代でしたが、ニキビの方は中学よりは収まってきていました。
中学時代は顔全体にまんべんなくできていたものが、顎と鼻の下に集中しており、他の場所にはポツポツたまーにできるかできないか程度になりました。
ただし、顎と鼻の下だけと言っても毎日のようにできますし、量や大きさも
「あれ? こんなにもひどくなるかニキビって?」
と思うような、それはもう炎症と言っても過言ではないレベルでした。
ですが、当時も知識のない僕のこと。
これはニキビだと思ってはばからず、依然として放置していました。
余談ですが・・・
当時、肥満体でニキビ面で汗っかきで、お世辞にも・・・いや、お世辞ですら「女性から好まれる男子」とは言えない僕に好意を寄せてくれる女子が一名いました。
今思えばなんという女神のごとき慈悲深さを持った女性だったことでしょうか。
ですが、先ほど書いた通り、恋愛は本当に眼中にありませんでしたし、それに、そんな「ひどい有り様」の僕は女性と付き合う自信など微塵もあるわけがありません。
なので、身を引いてしまったんですねこれが・・・。
いや、見た目って思った以上に自分は気にしてるんだな、と。
自信のなさって恋愛に消極的になるな、と本当に実感しましたよ。
当時、僕という人間を好きになるような人はクトゥルフ神話のアザトースすら受け入れられるほどの胆力を持った人くらいだろうと思っていましたから。
相変わらずニキビ収まらぬ大学時代
大学時代。これこそサークルに恋愛に・・・
とは、案の定なりませんでした。
高校時代、友人の勧めで小説投稿サイトに小説を投稿していたのですけれど、それが高じて大学時代には大学行く以外は創作活動にのめり込んでいました。
小説書いたり、漫画を描いたり、時には音楽や動画、ゲームを作ったり、といったことをがっつり引きこもってやっていました。
ですから、周りには男友達しかいませんでしたね。
なので、特にニキビを気にもせず過ごしていました。
ニキビは高校時代よりも収まりました。
「ニキビは」です。
つまり、顎と鼻の下の「ニキビのような炎症、化膿」は依然として改善が見られず、
「大人ニキビにしてもこれはどうなんだ・・・?」
と思いながらも大学時代は支障がなかったので放置していました。
ついに皮膚科へGOした社会人時代
社会人ともなると、男友達だけでワイワイとは言っていられません。
見知らぬ人と会う機会も増えましたし、外に出る機会も増えました。
こうなってくるとニキビが気になってくるもの。
仕事ですから人と接さないわけにはいきません。
男性のみならず女性とも多く接しますし、年中マスクを付けているわけにもいきませんので、必然、ニキビは目立ちます。
大人ともなると中学、高校時代と違って周囲にニキビをこさえている人も見当たらず、僕一人だけ思春期真っ只中みたいな肌をしていました。
「これはなんとかしなければ・・・」
そう思い、僕はここでとうとう皮膚科へ駆け込んだのでした。
そこで、ついにこれが「ニキビ」と呼べるものではないことを知るのです。
今思えば、中高の時に皮膚科へ駆け込んでおくべきでしたね。
2.ニキビではなく黄色ブドウ球菌による炎症
皮膚科へ行った時に聞いた話によると、これはニキビではないとのこと。
まず、参考にそんな僕のニキビ(だと思っていた)の特徴を話しておきましょう。
ニキビだと思っていたものの特徴
結局はニキビではなかったのですけれど、僕のソレの特徴を参考までに。
・一カ所に密集していくつも発生し、大きいものもできる
・化膿しており、白ニキビに似たものである
・同じ個所に何度もしつこく発生する
以上の三点が挙げられます。
まず、一カ所に密集して発生する。
僕の場合は顎ニキビのようなものが大量に発生しました。
それは顎と鼻の下のみに発生し、いくつも発生した上に結合したのか大きなものもできており、それはもうひどい有り様でした。
次に、化膿しているんですね。
ニキビの場合は白ニキビ以外にも赤ニキビや黒ニキビもできますけれど、先ほど言った通りニキビではない。
言うなれば「炎症」でしたので化膿した白ニキビのような物しかできませんでした。
最後に同じ個所に何度もしつこく発生します。
潰しても放置してもニキビに対処する薬品を使っても、一瞬は収まることはありますけれど一日二日もしない内に同じような箇所に発生します。
これ、逆に言えば「それ以外の場所にはそんなにできない」のが特徴と言えます。
皮膚科で受診した時、僕は顎を見せた後、医師からこんなことを言われました。
「おでこ、見せて貰える? あぁ、綺麗なもんですね」
と、つまりこれは一カ所に集中してできていることを確認していたのでしょう。
ニキビではなく黄色ブドウ球菌による感染症
本題です。
結局、医師によると以下の通りでした。
「ニキビとは、アクネ菌によって生じるものです。ですが、この場合はアクネ菌ではないのでニキビではありません。問診でも書いて下さった通りに炎症に近いものです」
(僕はニキビかどうか疑っていたので「炎症?」と問診に付け加えていました)
はい、ニキビではありませんでした。
以下、Wikipediaより引用
黄色ブドウ球菌は人体の皮膚表面、毛孔に存在する。特に鼻腔内に存在する常在菌であり、約30% - 100%のヒトが保有していると言われる(諸説あり)。
感染症について
黄色ブドウ球菌による感染は、表皮およびその直下の組織に限局した部位に見られることが多い。毛孔や創傷部から感染が起きると、伝染性膿痂疹(とびひ、インペティーゴ)、癤(せつ、フルンケル)、癰(よう、カルブンケル)、蜂巣炎など、表皮限局性の化膿性疾患の原因になる。
以上のことから察するに、僕の場合、ニキビを潰した上でそれに対するケアをしていなかったことが原因だったのでしょうな。
そのせいで、顎に創傷が発生し、僕はたまたま黄色ブドウ球菌のキャリアだったのでそこから感染症を起こしたというストーリーだと考えられます。
そんで・・・ああ、とびひか、ニキビだと思っていたのはとびひとかそれに類する炎症症状だったんですね。
そんなわけで、ニキビに対するケアを施しても、これは炎症だったので効き目が一切なかったことも頷けます。
結局、僕はその病院で黄色ブドウ球菌に対する抗生物質を貰って帰りました。
3.Amazonで買って使った薬
では、どう対策をするべきか。
もちろん、医者から貰った抗生物質を使い、炎症は緩和されました。
ですが、処方分を使い切ってしまいしばらくすると、以前ほどとは言わないまでもやっぱりでき始めてきてしまいます。
まあ、黄色ブドウ球菌キャリアだろうから仕方ないのでしょうけれど。
とはいえ、僕は社会人になってから何度か引っ越したせいで、また新しく病院に行くのも手間でしたので、ここは自分でなんとか対処できないかと思いました。
「これまではニキビに対して対処できる薬品などを使っていたけれど、相手の正体がとびひに類する皮膚疾患と分かった以上、これに対処するものはないのだろうか?」
そんな市販の薬を探していたところ見付けたのがこちらです。
以下、商品ページより引用
●効能・効果
化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
効果効能として書かれているところからも、皮膚炎、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛嚢炎)に対する効果は認められています。
ちょうど僕が患ったとびひやそれに類する炎症に合致しています。
これを使用してみると、たとえば夜に黄色ニキビや炎症に塗布しておくと、起きる頃には化膿は止まり、翌日が終わるころにはポロリと綺麗な肌が顔を出してくれます。
僕の黄色ブドウ球菌原因の炎症に対しては滅法強い薬品が含まれているってのもありますが、ここまでのものは今まで使ったことがありません。
実際に買って使用していますが、使用感としては黄色いボンドに近い感触で、塗ってみると油に近いようなものですね。
少しテカリが出るので気になるなら何かで隠しておけると良いかもしれません。
量的には、たまにできる程度なら一本で数か月は持ちますが、毎日使ったり、あご一帯の顎ニキビなど少し広範囲であれば三~四本程度あると半年くらい安心でしょうか。
第2類指定医薬品ですので副作用等の可能性も十分に考えられる部類の医薬品です。
僕のようなニキビとも言えない皮膚炎、化膿性皮膚疾患に悩んでいる方、もし使用したいということであれば、商品紹介ページにも効果効能、副作用等について書かれていますので、目を通してみてください。
↓治す前後のニキビ・とびひの抑え方(経験者談)書きました↓