1Kの部屋に住んでいるのだけれどメリットとデメリットを挙げる

 僕は現在、1Kの部屋に住んでおります。

 部屋を選ぶとき、少々高くてもまあ1DKくらいの部屋にしようかななどと思いもしましたけれど、結局、安さと立地に惹かれて1Kの部屋に決めたのです。まあ、社会人としてまだ給料も心もとない時分、これが適当だろうと思ったのです。

 ところでみなさん、1Kというとどんな想像をされるだろうか。住んだことのある方ならばお分かりでしょうが、一つの部屋と一つのキッチンってわけです。

 形としては、まあPの字型と言うといいのかな。部屋一つに廊下がピョコンとついておりまして、その廊下の左右にキッチン、洗濯機置き場、風呂、トイレがあるというような状態です。

 さて、そんな1K、住みやすいと言えば住みやすい。けれど、ちょっとなあともう部分もないわけではありません。

 そこで、1Kに長く暮らしてきた僕1Kマスターが1Kのメリットデメリットを紹介していきましょう。近々引っ越すって方はぜひ参考までに。

 ・・・まあ、一番暮らしやすさに影響するのは結局、間取りよりかは立地と住環境なんですけどね。

 

目的

 

1.1Kのメリット

 メリットを語ろう!(迫真)

 1Kのメリット、たくさんあります。僕が暮らしてきた中でいろいろ実感したところがあるので、それについて語っていきましょう。

・安い! これに尽きる

・手の届く範囲に全てある

・掃除がとても楽

・面積的に一人ならかなり十分

・むしろ、このくらいが寂しくない・・・

 メリット的にはこれくらいでしょうかな。

 まず、安い! 言わずもがな!

 これはね、かなり重要ですよ。基本的に家の中で場所を取るような趣味があるとかでもなければ、安いってことはまずもって最重要。かといって、防音とかもしっかり確認は怠らずにね。とはいえ、1Kとなると防音がしっかりしていても値段的にはそこまで上下しなかったりします。

 次に手の届く範囲に全てある。これもいい。

 広いと何か取ろうという時に歩いたりしなければなりません。何故って、空間があると人はそれを有効活用しようとしますから。無駄に置く場所にこだわったりします。むしろ、それがいいって方もいますが。けれど、一人暮らしの場合はそこまでこだわらないでしょう。手を伸ばすとゲーム機やヒーター、少し歩けば冷蔵庫とクローゼットがある。小回りの利く生活です。

 どんどんいこう、掃除がとても楽

 これはかなり重要です。正直、掃除なんてだるくてそう何度も何度もやってられませんよ、広いとね。でも、1Kだとちょうどいい広さ。掃除だって、しっかりやっても腰が痛くなる直前くらいで終了します。これはほんと、重要。下手に広いと掃除する気が失せて汚くなる可能性大。

 お次、一人だとこれで十分

 案外、十分なのです。広さにもよるけれど、8畳だとまあ物が少しでも多い人には手狭かな。11畳程度あると物が多めの人でもちょうどいい、少ない人にはちょっと寂しいくらいかなと、経験上ね。11畳は案外広いです。ほんと、僕のように物が少ない一人暮らしだとちょっと手持無沙汰な空間ができる程度には広い。何か置こうかなぁ・・・。 最後

 むしろ、このくらいのが寂しくない・・・

 うん・・・個人的な感想だねこれ・・・

 部屋に連れてこれる人なんていないんですけど? そんな中で何さ、手持無沙汰な結構な空間があるのこれ・・・むしろ僕なんてこれでも寂しいくらいなんですけど?

 これでリビングとかダイニングとかあった日にはもう・・・どうすんのその空間、それ誰のためにあるのさ。人、こないよ、そこ

 ・・・うん、いやあ、これくらいの広さでよかったなぁ!!!!

 

2.1Kのデメリット

 でもやっぱりありますデメリット

 1Kを愛してやまない僕ですけれども、ちょっと痒いところに手が届かないなって部分はやっぱりある。その辺について語ろう。

・気分転換の場所がない

・大きなものが多いと置き場に困る

・人が来るとどうあがいても一緒

 まず、気分転換の場所がない

 たとえば、仕事とか何かうんざりすることを家に持ち帰ってきたとしましょう。一人、部屋、パソコンを前にしたら作業せざるを得ない。そんな時に、ダイニングやリビングに退避してゆっくりコーヒーでも飲めれば気分転換になるでしょう。ですが、1Kではこれができないのですよ。キッチンにイス持って行ってシンクの横でコーヒー飲むという落ち着かないことでもしないと、気分転換の場所がない。ゆえに、部屋の雰囲気というか、部屋に気分の滅入るものを持ち込まないよう気を付ける必要があります。

 次、大きいものが多いと置き場に困る

 これはお分かりでしょうな。小物ならなんとかなるのです。テーブルに置いたり、メタルラックを駆使すれば収納もそこそこ多くなりますから。でも、ギターとかその辺の少し大きめのものが多いとなると、置き場に困る。テトリスみたいに埋めていかなければならなくなります。・・・とはいえ、上でも書きましたが、11畳程度あれば多少そういったものがあっても別段問題ありません。まあ、趣味とかであんまりにも整理し辛い形の大き目のものが3~5個程度あるとなかなか場所が埋まってしまいますが。

 最後、人が来るとどうあがいても一緒

 これは仕方ないとはいえ、どれだけ人が来ても一緒の部屋にいるしかありません。なんだか一人になりたくなったり、趣味の合わないものがら逃げたりすることはまずできない。トイレに籠るか風呂に入るか、料理を作るか、いずれにしても落ち着いた場所に逃げることは困難を極めます

 ・・・あれ、でも、恋愛関係の人なら別に・・・

 はっ! むしろ、ずっと一緒にいられる。いや、いざるを得ない! 寝る時も!

 でもリア充限定なんだよなあ!!!

 あ~リア充は爆発してください。

 

3.しかしやっぱり、1Kがいいっすなぁ

 さて、上でメリットとデメリットを語ったところで、長年住んでいる僕の1Kへの思いを語っていこう。やっぱり1Kなんですよ、腐れ会社員たる僕が住むべき部屋ってのはさ

 まず、メリットとデメリットで書いたことについて。

 最高なのは、このちょうどいい広さ感。無駄に広くないし、くつろげるスペースと作業スペース、そして寝床を置いてちょうどいい空間設計。加えて、あらゆるものが手近にあるので、いかにもな自分だけの心地良いスペースを作成することが可能だ。

 また、僕としては部屋はある程度もので埋まっていた方が落ち着くので、僕の所持している物量に対してはこれくらいがベストなのだ。埋まっているので寂しい空間がなくなり、結果として「自分の部屋感」が凄くある。くつろげる。

 ただ一方で、「別の落ち着ける空間が欲しいなあ」と思わないこともない。けれど、掃除の手間とかを考えるとやっぱりいらないなと思う。それに、現在住んでいる場所のほど近くに漫画喫茶とかがあるので、気分転換したい時にはそこへ行くことにしている。

 これ、立地に助けられている面が少しあるかな。でも、基本は部屋に落ち着けなくなるようなものは持ち込まない主義なので、そこまで気にしてはいないのです。

 じゃあ、メリットデメリットで書かなかったことについて。

 僕が1Kの中でメリットデメリット関係なく好きな点は、「部屋のデザインの変えやすさ」だ。先程書いた通り、僕は僕の所持品とこの1Kで11畳の広さがちょうど良い。だから、模様替えがとてもしやすいし、いろいろと考えやすいのだ。

 部屋がある程度広くも狭くもないって点で、これはデザインを考えるのが楽しくなる。こうしたらこの空間にこれ置いて・・・ここにはこれで・・・と今あるものを組み合わせるように考える。

 それに、あんまり広くないので配置が突拍子もなく使いづらいことにはならないし、大きくものを動かすってことがないので模様替えもい3~5時間もあればすっかり変えられる

 この模様替えのしやすさ、1部屋だけを考えればいいってのもポイント。1部屋だけだから途中で飽きずに一気に変えられるのだ。

 うん、模様替え、実際住んでみて僕としては割りと重要だったようです。まあ、そういう人はめちゃくちゃ多いってわけでもないだろうからメリット、デメリットには入れませんでしたが、これ、結構いいポイントです。

 

4.まとめ

・いいぞ! 1K! (独身腐れ会社員男性)

 結局のところ性格と生活スタイルに依りますよ(ぶん投げ)

 生活スタイルはともかくとして、性格は大きい。僕のような物がそこまで多くなく、そして、部屋にはストレス要素を持ち込まないって人にとっては最高。

 あ、あとすぐいろいろ手に取れる出不精な方にもおすすめです。

 けれど一方で、物が多い、別の空間が欲しい、別に手持無沙汰な空間があっても大丈夫って方にはちょっと1Kはおすすめできないかな。

 そんな感じです。以上。