【クリスマス】あまりプレゼントを喜びそうにない理系男子の友人に「こんなプレゼントなら喜ぶんじゃないか?」と選定してみた【誕生日】

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理系男子にあげるプレゼントって困りますよね?

そもそも彼らは

「プレゼント? いや、別にどっちでもいいけど」

とか言って、プレゼント自体に興味がなさそうな印象さえ受けますよね。

理系男子な彼氏を持っている女性はどんな風に選んでいるのでしょう?

というか、何をあげているんでしょうなぁ・・・?

などと思いつつ、ここではそんな理系男子の友人ばかり持つ僕が、彼らが喜びそうなプレゼントをちょっと選定してみようと思います。

僕という男目線なので、恐らく、ジャストミートなものを選べるんではないかな。

まあ、これをやる理由をちょっと語っておきますと。

僕は今冬にボーナスが出たんで、

「やっほー、サンタさんからのプレゼントだぞー、あ、お返しは出世払いでよろしく」

と大学院生の友人にクリスマスプレゼントを配ってやろうかなと思っとるのです。

んで、「どうせプレゼントするなら喜ばれるものを!」

ということで、以下で理系な男性にプレゼントするなら、という観点で選定していきましょう。

1.理系男子はまずタイプを見極めるべし

理系男子にはタイプがあります。

・・・まあ、大抵の人にもそういうのありますけど、それを見極める。

1-1.好きなもののタイプがある

理系男子ってのはタイプがはっきりしています。

まず、ファッション系、アクセサリ系は興味を示さない可能性が高い。

そして、無難なのはタブレットなどの電子機器系ですかね。

これの最新版をプレゼントするのが無難と言えば無難。

ですが、本当に喜んでもらいたいならタイプに合ったものをあげたいところ。

理系男子はこだわりが強かったり、知識欲が旺盛だったりといった特徴があります。

これもひとえに、理系の研究者的体質によるところなんでしょうな。

そうした特徴に応じて、どんなタイプかを判断しないといけません。

1-2.オタク系? 収集系? 知識欲系?

理系男子のタイプは主に三つ。

 

・オタク系

いわゆるガンダムオタク(ガノタ)だったり、漫画をよく読んでいたり、ポケモンが好きだったりといったタイプの理系男子。

凝り性、こだわりが強い気質によるところが大きいと思われる。

僕の周りには任天堂オタクな友人がいるのですが、彼の家にはポケモンのぬいぐるみなどがたっぷりとあって、「あ、分かりやすいオタクだ」と思いましたね。

僕もいわゆるオタクですが、雑食だし特にのめり込まないタイプです。文系だし。

 

・収集系

何かを収集、コレクションしていることに満足するタイプ。

別にコレクションが多くなく、傍から見てコレクションに思えないこともあります。

けど、「収集すること」「ものを眺めること」自体に満足するタイプの人であれば、コレクションが多くない可能性も十分にあるので見極めは難しい。

逆に「あれもこれも集めたい!」「全部持っておきたい!」というタイプの人ならコレクションも分かりやすくて、プレゼントも楽なんですけどね。

 

・知識欲系

これ系の男子は結構多い、知識欲系男子。

そして、この男子に対してジャストなプレゼントができる女性は少ないと思います。

ここはロマンとかが関わってくるので、わからない人からしたら本当に分からない。

知識欲系男子は「あれが知りたい」「これはどうなってんだ?」ってとこから興味を持って、とにかくそれ系のものを知的好奇心から欲しているタイプ。

なにも書籍だけでなく、化石とか鉱物とかそういった好奇心に合ったものが必要。

余談ですが、僕も文系だけれどこのタイプ。ロマンこそ人生。

1-3.「男のロマン」を理解しよう

はい、そして男のロマンってのを理解しましょう。

無論、「女のロマン」ってのもあるでしょうけど、一般的に男が良く持ちがちなロマンってのをここではそう定義しよう。

で、男のロマンってのは何なのか?

特に理系男子のそれは収集や知的探求の果てに見える「見えざる世界」である。

たとえば、僕は知識欲系の男子なのでそういう感じで語りますけれども。

僕の知的欲求は「どういう摂理で成り立っているのか?」です。

最近では生物の収斂進化について唐突に調べたりなんぞしてました。

それで感じるのは「生物の進化の歴史」であり、「生物が過去にはどんな世界で生きていたか」を想像することに繋がります。

その世界に想像を馳せるこそロマンなのです。

化石とか鉱物鉱石とか、そうしたものを集めるのはロマンがあればこそ。

これが理解できると、プレゼントも簡単に選べます。

2.理系男子が喜ぶのはコレクション・自分の世界

理系男子が喜ぶのは基本的にはコレクションだったり、自分の世界を構成するもの。

この自分の世界ってのは結構なミソだったりしますが、なかなか理解しにくいと思いますけれど、頑張って解説していこう。

2-1.コレクションしているものは大抵の男が喜ぶ

まず、コレクションについて。

コレクションしているものは大抵の男が喜びます。

もちろん女性だってコレクションしているものは喜ぶでしょうけれど、こだわりの強い気質っつーか、逆に「それ以外」に興味を示しにくい場合が多々あるのが理系男子。

だから、コレクション系は知っておくと最もプレゼント選びでは効果的です。

んで、どんなものが良いかっていうとやっぱり持っていないもので、かつ、好みに合ったものが良いでしょうね。

コレクションしているものの中でも、どんなものが好みかは見て推測するしかない。

たとえば、コインといった小物のコレクションを想定すると・・・

・アンティーク調、年代物

・単純に価値が高いモノ

・学術的に意味が高いもの(特定の時代を象徴する記念硬貨など)

・造形が独特で美しいモノ

などなど、パッと思い付くだけでもこれくらいコレクションの嗜好ってのはあります。

こうした嗜好を理解しておくと、プレゼントも選びやすい。

2-2.理系男子の持つ「自分の世界」を想像しよう

「自分の世界」ってのがあります。

別に理系男子特有ってわけじゃあありませんが、これを理解しとくとプレゼントで喜ぶものが具体的に見えてくる。

たとえば、部屋に化石や鉱石を並べてあったら、その人はどんな世界を持っている?

そこにあるのは、太古の昔に滅んだ世界に想いを馳せることができる空想の古代空間であり、彼はそんな古代空間をその部屋に見ているわけです。

であれば、そんな世界の一部、もしくは、そんな世界を広げてあげられるモノをプレゼントすれば喜ばれること間違いなし。

僕だったら・・・うーん・・・考古学系の友人がいないのでなんとも難しいですが、部屋の様子次第ではシダ植物でもプレゼントするかな。

多くの方、特に女性には理解しにくいところがあるでしょう。

「そんなもん貰って嬉しいの?」

語弊を恐れずに堂々と言わせて頂きますが、僕には分かります。

これが嬉しいんですよ、ロマンとかそういったもんを感じられるものは最高・・・男ってのはそういうもんです。

その人の部屋にあるものや、様子、語り口から彼の見ている世界を想像し、そこにはまだないけれどそこにロマンが感じられるものがベストなんです。

3.最終的に僕が選んだものを紹介

さて、では最後に僕が友人に選んだものを紹介していきましょう。

まあ、変わったもんが多いですが十中八九喜んでくれるとは思います。

お返しは倍返しくらいでお願いしておこう。

3-1.友人Yに選んだもの

友人Yは古生物に興味が強い大学院生で、博物館とかが好きなやつ。

そして、古い地層や鉱石とかもコレクションほどではないにせよ興味ある感じ。

なので、そんな彼にはこれを選んでやりました。

これは自信あります。

確実に喜んでくれるでしょう、だって、天然石の鉱物でありながらアンモナイトという古代生物の化石でもあるんですからね。

というか、これがあるだけでアンモナイトを想起できますから凄くロマンがある

しかも、ファイアーアンモナイトということで宝石的でもあり綺麗。

鉱石集め、古代生物好きであれば、このファイヤーアンモナイトで喜ばんわけはない。

3-2.友人Mに選んだもの

はいお次、友人M君。

彼はアンティーク調なものが好きなタイプの人間です。

ので、彼の世界はきっとベージュやブラウンと黄金でできたシックな世界に浸りたいのでしょうなぁ。

と、いうわけで贈るモノはこちら。

多分、彼が喜んでくれるのはこういうものでしょう。

砂時計はきっと持っていないと思うけれど、砂時計こそ中世っぽい

しかし、彼へのプレゼント候補はもう一つあるんですよなぁ。

はいこれぇ、天球儀

絶対、アンティーク調が好きな人なら好きでしょう天球儀。

加えて宇宙空間とかにも興味持っている人ならなおさら、食いつかないわけがない。

3-3.友人Oに選んだもの

三人目。友人O。

友人Oはもっぱら鉱石集めに腐心しています。

というわけで、鉱石好きにはとりあえずこれを候補にしています。

とりあえずビスマス結晶。

これ綺麗ですし、一つ一つ模様が変わってくるからいくつあっても良いので、鉱石好きの方に無難にプレゼントするなら持って来いです。

まあ、特別に大きいものをプレゼントしてあげるとよっぽど喜んではくれるでしょう。

鉱石好きな彼に対する候補はいくつかありまして・・・

宝石の原石としてラピスラズリの原石とか・・・

オパールの原石とかを考えています。

鉱石集めが趣味の男子は研磨された宝石よりも原石に魅力とロマンを感じるものです。

相手次第では、こうした原石をプレゼントした方が喜ばれたりしますよ。

「男友達に宝石とかなんなの? 宝石とか遊びのプレゼントであげるもんじゃ。。。」

いえ、宝石の原石ってのは意外と高くない(選ばなければ)ので、友人にあげるにしてもそんなに大した出費にはならんのです。

(それにちょっと良いもんあげとくと大きな貸しが作れるからな・・・!)

と、いうわけで、男目線で選ぶ理系男子が確実に喜ぶプレゼントの話でした。

この辺が何をあげればいいかよー分からんって人(理系男子へのちょっとしたおすそわけとか、理系彼氏へのプレゼントとか)は参考にしてみてくださいな。

【猫小話】男の一人暮らしは猫を飼い始めると終わりだなって思うわ…もう、ダメだ、ニャァ! あぁ、アパートで猫が飼いたい!

※注:本記事で使用しているヌコ様は全てフリー素材です。

   実家に残してきた我が愛しの愛猫はまた別の機会に。

 

いやあ、猫というあの癒しに特化した生物はなんなのでしょうなぁ!

ねぇ、猫さん!

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いや^~、可愛いですなぁ!!!!!

 

実家にいた時には四匹もの猫に囲まれてヘブン状態だった私が、そんな現世に現れた天国がごとき理想郷(ユートピア)を離れて一人暮らしを始めて早数年。

時折、その天国に顔を出すものの、やはり寂しさは募るばかりである。

そして湧き出す、その思い・・・

 

猫を、飼いたい!

とても、猫を、飼いたい!

できることなら2匹ほど、飼いたい!

 

そんなことを、私の猫を飼いたいという変なテンションの状態でお話していこう!

あ、完全にネタ投稿です。

ネタ投稿は会社終わりのストレス発散でもあります。ご容赦ください。

1.猫を飼いたい理由と、2匹飼いたい理由について

猫を飼いたい、というのは人間の根源的本能的欲求ではありますけれども。

唐突に思ってしまうのも、食欲や睡眠欲と同じような欲求なので仕方ない。

とはいえ、理由がないわけではありません。

1-1.猫を飼いたい理由

 猫を飼いたい理由ってのは簡単です。

「やっぱり、何か生き物がいると凄く癒される!」

これに尽きますよ。

あともう一つ、こちらは人に依るかもしれませんが僕の場合・・・

「世話を焼いていられる相手がいるとなんか和む!」

これですよ、世話を焼くのが好きな人にとっては生き物を飼うってのは、こう、最高に良い精神的効果を得られるんですよね。

これも僕は欲しいところ。

その中でも猫はふわふわふかふか、抱っこしているだけで本当に心から癒される。

あったかいし、天然の湯たんぽなのです。

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そして、なにより可愛い!

カワイイ!!!!!

これ重要。

それに行動も、彼らは気まぐれに寄ってきたかと思えば離れていったり、そうかと思えば布団の中に潜り込んで来たり、人間の甘やかし方を知っているとしか思えない

飼うのは癒しと、世話を焼きたいから。

そして、中でも猫は可愛いし、あったかいし、ずぅっと一緒にいたくなる魔力があるからですねぇ。

1-2.2匹飼いたい理由

2匹飼いたい理由もこれまた簡単。

猫は1匹だと寂しいと思うから

ですね。

実家で4匹飼っていた時に思ったのですが、彼らはめちゃくちゃ戯れます。

もうね、喧嘩かと思って止めたくなるくらいくんずほぐれつ戯れてますよ。

これを見ていて思うことは・・・

人間がこれに入っちゃあ、一瞬で腕持ってかれるなぁ・・・

ってことで、ちょっとした怪我どころじゃなく深刻な話ですよ、これ。

持ってかれるってのも、あながち比喩じゃない。

猫は素足です。当たり前ですけど。

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なので、基本的に爪とか執拗に綺麗にしてもすぐ雑菌ダラケになるわけですよ。

そんな爪でもう、猫同士じゃれあうように人間の腕に抱き着いてカッカカッカ後ろ足で蹴りながら甘噛みしてきた日にはもう!

その日は大量の擦り傷で済むかもしれませんが、運が悪ければ感染症起こして腕が1.5倍くらいに腫れ上がって、ヤバいことになりかねません。

とまあ、そういう理由もありまして、基本は彼らが遊べるのって猫同士なんじゃないかなぁと思うわけです。

それに、僕も社会人ですから会社には行かないといけないので。

そういうことを考えると、猫ちゃんが寂しくならないように2匹以上で一緒に育ててあげられたらなぁと思うのです。

2.猫はやはり人間をダメにするために生まれてきた存在問題

猫は人間にとってどうしてあそこまで可愛がられるのだろう?

・・・という難しい問題は置いといて、彼らは人間をダメにするよねって話。

2-1.彼らの身体的特徴は完全に人間のストライクである

猫の身体的特徴を挙げてみよう!

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1.ふわふわふかふかである

これについてはいわずもがな。

彼ら毛玉はふわっふわのふっかふかでどうやったって抗いづらい「抱っこしたい欲」が湧いてくる体をしている。

この誘惑にどうして逆らえるだろうか? いや、できない。

 

2.あったかくて柔らかい

はいこれ、不定形湯たんぽ

流動的固体、自律式ホーミング暖房生命体。

冬にいつの間にか腹の上に這い上がってくる猫毛布。

いやあ、これを抱っこせずに、頬ずりせずに一日を終えろってのは無理ですね。

まず会社から帰ってきたら一抱っこ。寝る前に一抱っこ。

そのまま布団に一緒に入ってあったかい夜を一緒に過ごす。

・・・まあ、元々複数匹飼っていた身から一言だけ言わせてもらうと

夏はホーミングしてくんなよ、暑い!!!

夏だけはちょっとホーミング暖房いらないですね、可愛いから許すけど。

 

3.全体的に丸い構成

ここだけ科学チックにお話。

人間ってのは、丸いもの=可愛いという風に認識します。

これは、人間の赤ちゃんって全体的に丸いですよね?

赤ちゃんを「かわいい」と思うようにすることで、より親身に育児されるようにした人間の脳の仕組みが母性本能とか父性本能の一部分になります。

この脳の仕組みのせいで、赤ちゃんのように丸いモノ=可愛いと思うようになっているって寸法です。

だから、猫のように目とか顔とか、体とかが丸っこい生物を可愛いと思うのは当然。

ゆえに、猫は可愛い。Q.E.D 証明終了。

2-2.彼らの行動基準はひどく人間の母性本能をくすぐってくる

猫の行動ってどう見えます?

気まぐれ? ワガママ?

上で書いた赤ちゃんの話と絡めて考えると、ひどく人間の子どもに似ているんです。

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「おいで」と呼んでもやってはこない。

かと思えば、いつの間にか僕のあぐらの中でくりんと丸まって、満足そうな顔ですやすや寝息を立てている。

寝る時に一緒に寝ようとしても布団から出て行ってしまう。

けれど、朝起きると僕の体側にひっ付いて、こてんとひっくり返って伸びをしている。

そして、「おはよう、遅いじゃないか」とでも言わんばかりに眠たげな半開きの目で僕のこれまた寝惚けたマナコを、ひっくり返ったままじっと見つめるのである。

意味もなくペロンと舌を出して空気を飲むと、くるんと体を丸めてまた眠り出す。

ああ、この一連の動作をつぶさに書いていると実家の猫を思い出します。

飼ったことある方なら分かると思いますが、あのペロンと意味もなく舌を出すのがもう、可愛くてねぇ。

そんなことは置いておき、猫の行動ってのはまるっきり子どもですし、ツンデレと言われる理由も分かります。

要は、マイペース。けれど、ドアを自力で開けるくらい賢い、クセに、手に持った玩具を投げるフリをするとそっちを向くくらい子どもっぽい思考。

これで母性本能とかくすぐられないわけないんですよ。

3.一人暮らしで猫を飼ったら完全に恋愛無理ですよ、これもう

はい、一人暮らしで猫飼ったら恋愛無理です。

だって、猫が至上でしょう?

3-1.基本的には生活の暇な時間は猫に構いっきり

基本的に生活の暇な時間は猫に構いっきりになります。

当然と言えば当然。

猫みたいな放して飼う系の生き物を飼うってのは、生活の時間と空間の全部を分け合うことですから。

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猫ちゃんと時間を共有、空間を共有してると、正直構いっぱなしになります。

デートとかよりも猫の時間優先。

電話とかしてても猫の餌やりや給水、トイレ掃除をしながらになりかねない。

膝まくら? 私の膝はこの子(猫)のものだけど?

最後のはネタとして置いておくとして、デートより猫優先、電話してても猫を構うってのは当たり前になってきます。

飼ってない方は「そんなことないだろ?」と思うかもしれませんが、飼っている内にこれがごく自然なことになってきます。

あのですね、「生き物が自分の住んでいる空間にいる」って実感してくると、ほんとデートとかで家を空ける時間とかも心配になってくるんですよ。

だんだん慣れてくると空けても問題なくなってきますけど、最初は本当に構いっきりになってしまうので、マジで恋愛無理です。

3-2.恋愛なんていーや♨と思うようになる

 そして、よく言われるのがこれ

恋愛なんていーや☆

と、思うようになってくること。

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実際には「恋愛なんていいや」とはっきりと思うことはないと思います。

ですが、「人肌恋しくなくなる」「構える相手がいる」「世話が焼ける」というように恋人に対して求める要素の一部が猫様なら解消できるんですよ。

・・・あ、すみません、嘘は良くないですね、訂正。

大部分が猫様なら解消できます

一部じゃありません。大部分です。

えっと、勘違いされるとアレなのですが、もう恋人がいる方ならいいんですよ。

これから「恋人が欲しい!」と思う人の恋人に求めている要素の内の結構な部分は、猫ちゃんが解消してくれるって話です。

特に「人肌が恋しい」ってのは大きくて、事実、「恋人に触れたい」と思っている恋人がいない方(僕を含む)は、人肌が恋しいという欲求が大半を占めているでしょう。

これが解消されてしまうと「別に、いいかな」と思えてきて・・・

はい、終わりっ! この話やめやめっ!!!

4.猫まとめ猫 余談:小学生の頃は猫が怖かった

猫でした。

僕は申し訳ありませんが、犬派とは分かり合えません。

圧倒的に猫支持派です。まあ、犬を飼ったら可愛さ分かるんでしょうけど。

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ちょっと昔の話をしますが、小学生の時分、僕は猫が怖かったのです。

理由はよく分かりませんが、とにかく触ったこともない上に爪が出ていて、そんな武器を持っているにも関わらず、体を寄せようとしてくる奴らが嫌いでした。

小学校の帰り道、放し飼いの猫がいる家の前を通らなければならず、いつも道の端を通ってびくびくと身を震わせていました。

そんな折、小学校で迷い猫が見付かりました。

小学生のテンションが上がる定番のイベントです。

僕は怖かったのですが、その猫(メスだったので彼女と呼びます)は僕と友人でいつも使っていた「秘密基地」という学校の植木に作った小学生が入れるくらいの窪みの近くを歩いていたのです。

そこは小学生で、周りの友人は彼女を秘密基地で飼おうという話になりました。

給食の牛乳をあげたり、今思えば捨て猫に餌をやるようなもので善意からでもやってはいけないことをしていましたが、当時の僕らは知りません。

その時まで、猫の警戒心もあったので誰も彼女には触ってはいなかったのですが、僕はふと思ったのです。

(あれ? 抱っこできるんじゃね?)

そこで、僕はなんとあろうことか自分から彼女を抱っこしたわけです。

警戒心が解けていたのは僕の方。

そして、彼女も警戒心は解けていたようで、意外にも抵抗せずにすっぽりと僕の腕の中に納まりました。

いや、それ以来ですね、猫に抵抗がなくなったのは。

小学生ってのは怖いもんです。適応力バツグンかよ。

彼女は不慮の事故でまあ、亡くなってしまったわけですが、その後も屋根裏で猫の子どもを保護したりと、なにかと猫と縁のある子ども時代でしたよ。

けれど、初めは怖かったのに、なぜ触れるようになったのか、今でもちょっとその辺の心の変わり方ってのは不思議です。

とまあ、奇妙に猫と縁のある私ですが、今では飼いたいなぁと、そういう話です。

以上、猫でした。よろしくお願いします。

【一人暮らしをする人へ】アパート・マンションのベランダでの話し声や物音は防音性能関係なく周囲に完全に筒抜けです! 個人情報に注意しましょうね!

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アパートやマンションでの一人暮らし!

でも、楽しんでばかりもいられない!

気になるのはマンションやアパートの防音性能ですよねぇ。

ですが! そんなことは先刻御承知、今更言わずもがなでしょうな。

ですから、ここで、「アパートやマンションで初めて暮らそう!」って方に向けて、アパートを二物件漂流している私が音に関する注意点をちょっと一つ。

 

ベランダでの話し声は完全に筒抜けです!

つーか、うるせえ!!!!!

 

ってことをちょっと語っていこう。

 

1.アパートマンションの壁の防音は叩けば分かる!

まずは普通の防音の話をしていきましょう。

普通に暮らす上で気になる防音ってのは、やっぱり普通の生活音。

ここに関してのノウハウとしては、

壁を叩こう!

ってことです。

壁殴り代行業者のように思いっきり殴ろうって話ではなくて、普通に手の平でパンパンと軽く叩いてみるとおおまかに感じは掴めます。

空洞のようにポーンと奥に響くような感じがあればそれは防音に難ありです。

一方で、ペチペチとコンクリを叩くような感覚があれば圧倒的な防音力!

ですが、正直なところ、コンクリを叩くような感覚の壁はアパートレベルではまずほとんどないと言っていいでしょう。

二部屋ごとに区切りを防音パネルにしているものがほとんどです。

一方の壁はペチペチと硬い感覚だけれど、もう一方の壁は防音パネルで少し弱そうな感覚を覚えるのが大半でしょうね。

そう、防音防音とそればかりに苦心していますけれども、二件ほど住んでみて・・・

ぶっちゃけ防音ボードって結構大丈夫!

なんですよ、心配しすぎるほどじゃあない。

あのね、甲高くてうるさい笑い声とかは漏れ聞こえてきますよ?

でも、普通に暮らしている分には全くもって問題ありませんぜ!

壁にべったり耳くっつけてりゃ、普通の話し声くらいは聞こえます。

逆に、そこまでしないとそうそう音は聞こえてきません。

あいや、叩いたりとかは別ですけどね、さすがにそういう直接的な振動は別。

まあ、わりかし、防音ボードって大丈夫だよってこと。

あ、参考までに言っておきますと僕の住んだ二件は4万円台~5万円台の物件です。

ちょっと金のある大学生から新人社会人にはちょうどいいくらいの値段ですかね。

 

2.ベランダでの話し声はとんでもなく隣まで聞こえてくる

 はい、本題!

ベランダでの話し声はめちゃくちゃ聞こえてきます!

 あのね、なんだか初めて一人暮らしでもしてるんでしょうなぁ!

そして、友達もいて、まあベランダで外とか見て話してるんですなぁ!

部屋の中だけでいいのに、高層階だと外の景色とか見せたいんでしょうなぁ!

 

うrrっるせええぇんだよ!!!!!

 

いいですか、いいですね、あなたたち!!

壁はね、確かに防音デスヨ。

防音ボード、耐火ボード、結構デスヨ。

でもさ、窓は、窓なんだよね。

窓は、窓!

これ大事、というか、初めてだと多分これがあまり把握できてないんですよ。

試しに、窓の外に誰か置いて話させてみてくださいよ。

できれば、高音だとより響くので女性だと実感しやすいと思います。

そうすっと、いかに声が届くかってのが分かると思います。

そして、ベランダというのは間に防音ボードありますか?

ありませんよね!

ベランダでの話し声は、隣同士だとほとんどもう・・・

普通に窓を隔てて話しているだけなのと同じ

という状況なんですね。

ただただ声が聞こえるだけならまだいいんですよ。

場合によっては文句を言われるかもしれませんが、それもまだいいんです。

個人情報ダダ漏れです

これが一番怖いと思いますよ。

聞こうと思えば、ベランダでの話し声なんて二部屋隣のところも聞けます。

音ってのは上に響きますから、下は一階層、上は二階層と思っていいでしょう。

そんなところで個人的な話をしようもんなら・・・

はい、個人情報大公開出血大サービスセール!!!!!

・・・・・・

冗談は置いといて(冗談でもないけど)

ガチのマジで注意しましょう。

単純に声聞こえてうるさいですし、ほんと、聞こうと思ってなくても嫌でも個人情報が耳に入ってくるので注意してくださいね!

まったく、ネットではさんざんネットリテラシーだなんだ言っているクセに、リアルでの古典的な情報漏れに対する防御が薄すぎますよ、最近。

 

3.窓を開けっぱなしだと話し声は良く聞こえる

 そして、こうした音の漏れはなにもベランダだけではありません。

普通に窓を開けっぱなしでも話し声って響くものです。

窓は、窓!(大事なことなのでry)

まあベランダと比べて、よく耳を凝らさないと明瞭には聞こえてこないくらいのものですけれど、はっきりとうるさい。

明瞭には聞こえてこないってのは、あくまでも部屋からベランダを通って聞こえてくるので声が籠っているってだけなんですよ。

音量は、うるさい。

窓の開けっぱなしもベランダと同じく、窓の外で話しているのと実質同じ。

部屋からなので、こもったりしているだけで、外to窓の構図は変わりません。

案外、これは初めてアパートで暮らす方にとっては注意するのが難しく、油断しがちなところなので注意してみてください。

 

4.必要なければ窓は締めておこうね!

はい、ということでまとめです。

 

ベランダでは気を遣って話そう!

必要なければ窓は締めておこう!

窓を開けている状態で個人情報は話さない!

 

これらを守りましょうね。

いや、初めての一人暮らしだと舞い上がってこの辺にまで注意回らない。

また、部屋が大丈夫だからベランダでも気にならないと思ってしまいがちです。

でも、窓は、窓!

壁があれば防音ボードですが、外に出ると外to窓の状態になってしまうことを忘れないようにしましょう。

【会社の話】我流・会社のちょっとした会議時間に無駄話している無駄な時間を司会担当としてどうにかする方法【社畜テクニック】

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 「あのさあ、その話、今することかよ??」

と、会議中に思ってイライラすることありませんか?

ありますよね・・・

ありますよね!!!!!

もう本当に、私は入って数年も経っていない新人なのですけれど、新人だからちょっとしたミーティング時間の司会みたいなことを担当しておるわけですよ。

そんなミーティングの中で、相も変わらず会議の内容から脱線して無駄話に花を咲かせる諸先輩方が何人か見えるわけですよ。

そういう先輩を見ていると、まあ、呆れるわけですよね。

「それ、今話すこと? なあ、ちゃんとさ、議題に沿った話ししてくれません? そのここにいない人間についての井戸端会議みたいなの後でやってくれない?」

おかげで、30分で済むような内容が1時間かかったり・・・。

普段は「会社のためー」とか「売り上げがー」とか言っているクセに自分の言ってることとやってること分かってんのかと。

ほんと無駄でしかありません。

と、完全に完璧極まりない愚痴を語ってしまいましたが、これ、結構な方々のストレスのタネにもなっていると思います。

んで、今回は、こいつを僕は普段どうやって角が立たないように諫めているかをちょっと紹介しましょう。

僕もそこそこミーティングでの司会をやってきましたので、この辺、心得はありますので、人にもよりますけれど試せそうなら試してみてくださいね!

 

目次

 

1.まずはミーティング中の無駄話パターンを考える

まあ、まずもって、無駄話と言ってもパターンがあります。

このパターンを把握しておかないと、無駄話をしている人から「いや、無駄じゃない」などと反論を食らって余計にストレスゲージが溜まる可能性があるので注意しよう。

この辺、何度か会議してれば見分けられるんじゃないかと思いますけれど。

1-1.パターン1:完全なる脱線した無駄話

エントリーナンバーワァン!

完全な申し開きのしようもない無駄話!

会議室に響き渡るおばちゃんの井戸端会議のような話。

いえ、道端で話してるおばちゃんはいいんですよ楽しそうですから、ゴシップ好きなんでなんなら混ざりたいぐらいなんですけども。

でも、会議中にする話じゃあねえよなぁ!!!!!(憤怒)

「これさ、○○が××であれなんだよねぇ・・・」

「○○といえば、Aさんってこれ関わってなかった? 今どこいったっけ?」

「あー確かあの部署でしょ。もうだいぶ前だよね?」

という脱線した無駄話。

(そんな話は昼休みにでもしとけよ、お前らなぁ)

僕もさすがに、普段は「○○さん」とか敬意表してますけど、こういう時には心の中では完全に「お前ら」とか愚痴ってますよ。

はい、もうこんな話は完全なる無駄なので即刻やめさせるべきですねぇ。

1-2.パターン2:話には関わるが今すべきではない話

エントリーナンバートゥゥゥゥウウウ!!

話には関わるけれど、今すべきではない話!!

はい、これね、止めづらい無駄話の最上位に食い込んでくる厄介なやつ。

なかなかよくあるんですよね、恐らく、話している側としては重要に思えるのでしょうけど、議題とは噛み合っていないんですよ。

今は「これ」であり、「それ」は後でまとめて話せよ、と思う無駄話です。

「進捗微妙だなぁ。これさあ、そっちの部署でどうにかできないの?」

「いや、ウチの部署は○○のツールがないから・・・あでも、申請すれば」

「そう言えば、ここで前出してた申請って許可下りた?」

はいこれぇ、関係ありそうでしょ? ないんだなこれが!

無駄なんですよ、今は「進捗の話」なんですから。

以前出した申請の話なんて、確かに絡んではいるけれど後で確認すればいいじゃん!

どうせ責任者もいないんだから正確な回答は出ないのですから!

1-3.パターン3:お互いの話が噛み合っていない議論

エントリーナンバースゥルィイイイイイイ!!!

お互いの話が噛み合っていない議論!!!

これ、ありますよ、良く。

一方は知識があって、もう一方は知識がない。

けれど、両者とも担当者と責任者の関係なので仕事に関わってはいる。

そんな状況だと話がもう、噛み合わないことが多いのなんの。

「これって○○を××すれば、☆☆ってことだよね?」

「いや、○○が××できるかどうかはやってみないと分からないから・・・」

「でも、それだったら○○から☆☆にするって合意取れてるんでしょ?」

「だから、☆☆になるかどうか分からないから確認するんだよ、これから」

「いや、最終的な納品物は☆☆なんでしょ?」

「いやだから、さっきから言ってるけど・・・」

はい、噛み合ってませんねこれ!

ちょっとSEなら分かるかと思うけれど、それ以外には小難しいところなんで解説。

つまり、「○○が××というツールを通して☆☆になるかどうかチェックしてくれ、☆☆のデータができたらくれ」という依頼がここに来ていると考えてください。

そうすっと、まず必要なのは「☆☆になるかどうかのチェック」ですよね?

でも、管理的には「納品物:☆☆」になっているわけですよ。

作業者は「☆☆になるとは限らないからチェック必要」という前提で話しています。

管理者は「○○を××したら☆☆ができるから納品する」という前提で話しています。

はい、ここで噛み合ってないんですねぇ。

傍から見れば岡目八目。

でも、本人にしてみればこの前提が伝わっていないことが分からないんです。

2.パターン別、ぼくのかんがえたさいきょうの終わらせ方

いよいよ本題。

上で書いたパターン別のそれぞれ角が立たない終わらせ方です。

何度も実践しているので一定の効果は見られるとは思いますけれども、正直なところ、会議している相手次第でもあるので・・・そこは、ね。

とはいえ、試せそうだったらどんどん試してみてください。

2-1.パターン1:ガンスルーで合間を見て進める or はっきり言う

まずはパターン1の完全なる完膚なきまでの無駄話の場合。

これはもう、ガンスルーでOKです。

話に加わるだけ無駄なので、スライドに目をやって耳に入らない風をしつつ、話が本当に少しでも途切れた瞬間を見逃さず、自分の声を割り入れてやりましょう。

これ、不快に思われるかと思いきや、意外とすんなり戻ってくれます。

割り入れるのは感嘆詞でもいいですが、議題に戻すような一言、つまり

「えーと、で! ところで、これをどうしますか?」

とか、こういった感じのことを言えば良いですね。

無駄話をしている人は、それまで話をしていなかった人の声が聞こえたことでこちらに自然と静かに注目してくれるようになります。

そして、方法はもう一つ。

あまりにも無駄話が盛り上がってなかなか声を割り入れられない時はこう言おう。

「はい! じゃあ、無駄話はそのくらいにして・・・」

角が立つ? 立ちませんよ、正しいのはこちらですから。

管理者や責任者が同席していれば特に、正しい方に何か言うなんてできません。

それに、この一言はつまり「先生の一声」なんですよ。

学校教育の賜物ですね、大抵の常識人は悪いところを指摘されるとあっさりと「先生の一声」に従うしかないんです。

これが使えるのはひとえに、無駄話をしている彼ら自身も「無駄話だ」と自覚している部分があるからです。

無駄話をしている最中は盛り上がって気付けない可愛い子どもみたいなもんなので、そこに「先生の一声」で自覚させてあげることが大切です。

・・・可愛い子どもみたいなもんって書いちゃいましたけど、そう思うことで僕は会社でのストレスを減らしていますんで、ご了承ください。

↓そのストレス軽減方法の詳細はコチラ↓

densilife.hatenablog.com

2-2.パターン2:隙を見て議題について話をまとめる

はい次、パターン2の話には関わるけれど今すべきではない話。

これ、止めにくい無駄話No1の栄光を欲しいままにしています。

ほんと、最初の内はこれが止めにくいのなんのってところですよ、全く。

向こうは議題から逸れたつもりはないので下手に止めると「いや、関係なくはないんだけど?」と食い下がられて、また無駄に長引いてしまいます。

そういう止め方をすれば、角も立ちかねません。

いや、個人的には角なんて立っても良いって思っている方はどんどん積極的に止めていくべきだとは思いますけれどね。

さあ、では、この難題をどう切り抜けるかと言うと、

隙を見て議題について話を一旦まとめる

という手段を取ると高確率で上手く場が収まります。

どういうことかと言いますと・・・

「はい、じゃあ、まあ、とりあえず、これについては○○ということで、いいですか?」

無駄話の切れ間を見計らって、感嘆詞でもなんでもいいので口を挟んで、議題についてのまとめを一言言って先に進めようとしましょう。

そうすると、誰かこの議題で何か言い残したことがあれば、無駄話を切り上げてちゃんと議題に沿った内容を発言してくれます。

また、まとめることで「はい、この議題を進めますよ」と示すことになるので、相手に「無下に中断された!」という印象を与えにくい効果もあります。

 

2-3.パターン3:割って入り、両者の話をまとめて認識の齟齬を正す

パターン3の噛み合っていないディスカッションについて。

これは簡単ですよ。

どこでも良いので適当なタイミングで割って入りましょう。

感嘆詞でもいいです。

当事者同士以外の声なら彼らはすぐに静かになり聞いてくれますから。

「えっと、まあ、とりあえず・・・」

そして、注目を得たらこれまでの議論の内容から認識を確認しましょう。

「○○さん的には、これは××なんですよね?」

んで、最後に齟齬が起こっている根本を共通認識にしてあげれば完了です。

「なんで、☆☆なんですよね、結局ここでしたいところは」

こうしてあげると、ディスカッションはすんなり終わります。

大抵の場合、その齟齬が原因で議論が起きてしまいますから、そこさえ正してしまえば簡単に議論に終焉を迎えさせることができます。

3.実際に、やってみた(僕の実践例)

最後、ちょっとばかしお恥ずかしながら実践例をご紹介。

僕はSEなので、そこそこ同じような状況の人は多いと思いますけれど、こんな感じで上で書いたパターン別の対応をしていますよ、と。

3-1.パターン1:定例ミーティングでの実践例

パターン1:完全な無駄話のパターン。

定例ミーティングでのある日の一コマ。

 

 僕 「えっと、ここで○○があって、この対応が期間的にちょっと厳しくて」

Aさん「そうか、その対応って前は誰やってたっけ?」

Bさん「確か・・・ああ、Zさんだよ、Zさん」

Cさん「Zさんって、あれ今どこいらっしゃいましたっけ?」

Bさん「あれ? 第1部署じゃないの? 帰りとか見掛けないし」

Aさん「ああ、あそこか大変そうだなぁハッハッ」

Cさん「あー僕も前いたところですね、そこぉ・・・」

 僕 (何笑ってんだよ、議題戻んぞ)

 僕 「はい、じゃあ、あの、無駄話は置いといて、これがですね見積もりを・・・」

Aさん「そうね、見積もり・・・再見積もりできるならして貰って」

 

はい、こんな感じで結構すんなりとこの手の無駄話は打ち切れます。

 

3-2.パターン2:進捗等の確認における実践例

パターン2:話には関わるけれど今すべきではない話。

ある進捗確認会での一コマ。

 

 僕 「この業務の方が・・・え~、納期が○○日で、状況は」

Aさん「あれ、これ他社に投げるとか前言ってなかった?」

Bさん「あー、言ってたね」

Dさん「いや、投げられるんですけど、設備が大丈夫かなって」

Cさん「でも、設備申請通して貰えばいけるんじゃないですか?」

Bさん「でもそれ、時間掛かるから終わるまでには・・・」

Aさん「いいよ、申請通した方がいいなら通そうよ」

Bさん「あれでも、前申請した時って何日くらい掛かった?」

Cさん「たしか・・・えっと、あとで確認しますね」

Aさん「まあ、何日掛かるにしても・・・でも、これにはなぁ」

 僕 (今は進捗確認が先だろ。 あ と に し ろ)

 僕 「まあ、じゃ、とりあえず、現状これは××なんで・・・」

Dさん「ああ、設計までは今週中に進めちゃっていいと思うんで」

 

と、このように僕は議題に戻しています。

 

3-3.パターン3:とあるディスカッションでの実践例

パターン3:噛み合っていない議論。

とある会議中の一コマ。

 

 僕 「こいつが、まあまだ未納品ですね」

Aさん「それ、データは納品してあるんでしょ?」

Bさん「うん、まあ、データはね。納品してあるけど」

Aさん「え、これデータだけじゃないの?」

Bさん「そうだけど、でもこれ本番データじゃないから」

Aさん「え? じゃあ納品してあるの何なの?」

Cさん「あれですよね。これぇ・・・このまま他社に渡すんですよね」

Aさん「だったら納品済みじゃない?」

Bさん「いや、でも本番データじゃないから、これテストデータ」

Aさん「テストデータでも渡すんでしょ? じゃあ良いんじゃないの?」

Bさん「それが、まだ分からないんだよなぁ」

Aさん「分からないって何が?」

Bさん「渡したいのは本番データなんだよ、向こうが欲しいのも」

Aさん「え? じゃあ、納品してあるの何?」

 僕 (ねえ、君らさ、言葉足りてなさすぎじゃね?)

 僕 「えっとぉ、これが・・・その、Bさん的にはこれ未納品なんですよね?」

Bさん「うん、まあ、そうだね」

 僕 「これってのが、確か、テストデータ渡して、一旦それを処理して貰うやつで」

Aさん「ほうほう」

 僕 「処理した結果がOKだったら本番データとして使うってそんなんでしたよね」

Bさん「うん、だから、まだ納品してあるのはテストデータで、本番が欲しいんだよ」

Aさん「ああ、なんだそういうことね。じゃあ、まあ、未納品でいいわ」

 

と、こんな感じで議論を諫めています。

 

4.まとめ:とにかく臆せず割り込もう

基本的に、割り込んじゃって良いんです。

向こうだって、多くの場合は「無駄話だ」という自覚はあるんですけど、話が盛り上がってしまって気付いていないだけなんですよ。

いやあ、可愛いですね(この考えがキモイがストレス軽減のため仕方ない)。

↓誤解なきようもっかい貼っておきますけど、「可愛い」はストレス軽減です↓

densilife.hatenablog.comなので、臆せずに割り込んでいって構いません。

無駄話をしている当の本人たちだって良い大人なんですから、無駄話を中断させられたくらいで角は立ちませんよ。

まあ、なんでもかんでも「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」と言ってしまうとさすがに角も立たざるを得ません。

ので、上で書いたパターンのように上手いこと相手の心理を突く(我ながら小賢しい)方法で無駄話をすんなり終わらせていきましょう。

それでこそ、無駄な時間なく、無駄にストレスを溜めることなく社畜ライフを送れるというものです。

会社員のストレスの中でも無駄な会議ってのは結構なものだと思いますので、こうした方法をぜひ使ってストレスを減らしてみてくださいね。

【百合漫画】「やがて君になる」6巻 開幕する先輩の生徒会劇とそれぞれの想い、そしてついにまさか侑から・・・

あんまり早いとアニメと被ってしまうから抑えていました(2018/12/09現在)

が、はい、2018年冬最新刊の「やがて君になる」第6巻のレビューになります。

初めに言っておきましょう!

あ^~~~~~!!! キタよこれ、こういう展開、百合好きにはドストライク!

さすが俺たちの「やが君」ですなぁ!

大まかな内容としては、第5巻の引きで文化祭が始まっていました。

その文化祭で、これまで物語を引っ張ってきた主軸である「生徒会劇」がいよいよ演じられていくこととなります。

生徒会劇の内容と、その前後で燈子と侑、そして沙弥香や彼女らの周囲を取り巻く人々のさまざまな想いがあったり・・・。

いや、今回は大きく物語的に動くような物理的とか恋愛的な展開はありませんけれど、その、燈子の気持ちとか、侑の気持ちとか、周りの人たちとか。

生徒会劇を通してそうしたプラトニックな面が大きく変わった巻なのかな~

などと、のほほんと考えていたら・・・

ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! こうきたか! そうくるか!

最後の最後でこれまでと比べて最大級に二人の関係が動いていきましたよ。

では、以下、ネタバレ注意のあらすじ感想レビューです。

 

↓前巻ネタバレレビュー↓

densilife.hatenablog.com

 

目次

 

1.文化祭とそれぞれの生徒会劇に込めた想い、そして前半

 まず最初は生徒会劇本番前の文化祭と、生徒会劇に対するそれぞれの視点からの想いと言うか、見方が描かれていきます。

そして、生徒会劇の前半が始まっていきました。

では、前半あらすじ

 

始まった文化祭。

文化祭で、侑とこよみは一緒に謎解きスタンプラリーを楽しんでいました。

そこへ偶然、同じくスタンプラリーをしていた燈子と沙弥香が鉢合わせます。

四人で行動していたところで、侑は沙弥香に燈子の様子を尋ねました。

「燈子は大丈夫」と言う沙弥香に侑は言います。

「佐伯先輩って、七海先輩のこと結構無責任に信用しますよね」

「まあ、そう見えるかもね。私は燈子が失敗したっていいと思ってるし」

失敗しても、評判が散々でもそんなことで誰も燈子を責めたりはしないことを思い知って欲しい、と沙弥香は続けました。

ところ変わって校門前。

そこには燈子の両親が文化祭へ足を運んでいました。

姉の澪がやりたくてもできなかったことを燈子がやろうとしている。

「…そんな必要はないのにな」

そして、生徒会劇が始まります。

ーーーーー

生徒会劇の前半。

燈子は記憶を失くした少女役で病院のベッドから起き上がります。

そこにやってくるのはクラスメイト(堂島)と弟(槙)と恋人(沙弥香)。

その三人からそれぞれに記憶をなくす前の自分について話を聞いて、少女は本当の自分が誰なのか分からずに嘆きます。

「みんなに違う仮面をかぶって、仮面の下の私のことはもう誰にも分からない」

「私は誰になればいい?」

前半が終わって、劇の合間に燈子は思いました。

(まだわからない まだこわい)

(それでもこわいままの私がここで 舞台に立ってる)

 

はい、前半はここまで。

生徒会劇に対するところと、生徒会劇の前半が描かれています。

いや、注目すべきは沙弥香の燈子に対する思いですよね。

「誰も燈子を責めたりはしないことを思い知って欲しい」

これは侑のものや燈子が侑に対して持っているものとはまた一味違っていて、なんというか、本当に燈子のことを想っているし、信用しているのだなぁと感じますよね。

恋愛対象としても大事だけれど、それに加えて信用している友人としての想いみたいなのが合わさっていて・・・百合ならではで最高です。

沙弥香さんは相変わらず、友人としても良い関係というか、立ち位置ですな。

生徒会劇は、これまでの燈子を彷彿とさせるような「誰の前でも演じている」という少女が「本当の自分」が分からなくなって嘆くシーンで前半は終了します。

そして、幕間の燈子の何気ない一コマ。

(それでもこわいままの私がここで 舞台に立ってる)

これ、スゥッと読んでしまいますけど、燈子にとっては「こわいままの私」ってのが舞台に立っているのは大きなポイントなんじゃないかなぁ、とちょっと深読み。

本当の自分が分からなくなっている少女を演じている「こわいままの私」は、ある意味で、演じていない本当の自分が舞台に立っている気持ちなんだろうか。

つまり、「こわいままの私」が舞台に立っている経験を、これまで姉を演じてきた燈子は初めて経験したのかもな・・・と個人的には思いましたね。

 

2.後半と生徒会劇を通して感じたモノ、伝わったモノ

次は生徒会劇の後半と、生徒会劇が終わった後の お話。

生徒会劇を通して、確実に何かが変わっていきます。

以下、あらすじ。

 

生徒会劇の後半。

記憶をなくした少女は、前半で登場した三人が病室を訪ねるたび、それぞれから聞いた記憶をなくす前の少女になろうとしました。

しかし、それを侑が扮する看護師がいさめます。

「あなたが何になりたいと願うのか それは自分で決めてください」

そして、少女は記憶をなくす前には戻れないことをそれぞれ三人に告げました。

最後に、少女の独白で舞台は終わります。

「ありがとうこれまでの私 私はもう大丈夫 私は私になれるから」

劇が終わり、拍手を受ける燈子に侑は声を掛けました。

「先輩のものですよ」

その一言に燈子は涙を流してしまいました。

劇の撤収中、撤収を手伝いながら

「終わっても終わらないんだね」

と笑って言う燈子を見て、侑は少し離れたところでふと、劇中で恋人役の沙弥香が言っていたセリフをつぶやきました。

「私だけが あなたの特別でいられたのに」

(七海先輩はもう わたしがいなくてもきっと大丈夫なんだね)

(いいことだと思う それはとても)

ーーーーー

文化祭が終わって打ち上げはカラオケ。

そこで、侑は燈子が練習を手伝ってくれた市民劇団に入ったことを知ります。

打ち上げ終わりの帰り道、燈子は侑に劇団に入った経緯を話しました。

劇で得たもの、拍手やみんなが助けてくれたこと、それが

「すごく嬉しくて 本当に私のものだったらいいなって」

「そうですか」

「侑のおかげだよ」

燈子は侑を抱きしめました。

「ありがとう 大好きだよ」

そして、二人は別れて侑は一人、燈子の背中を見て思います。

(今の先輩になら言っていい…? わたしも…)

 

はい、中盤ここまで。

生徒会劇の後半は、侑がこよみと協力して変えた、三人がそれぞれ「記憶をなくした少女」を好意的に受け入れ、少女は記憶をなくす前の自分と決別する形で終わります。

これは侑から燈子に対するメッセージでもあるのでしょう。

そして、侑さんちょっとしたところでカッコいい。

拍手が飛び交う中で落ち着いて

「先輩のものですよ」

って、こんなもんカッコよすぎじゃないですか、侑さんよ。

 それなのに侑さん、劇が終わった後ではちゃんと可愛い。

「私だけが あなたの特別でいられたのに」

恋人役の沙弥香のセリフを燈子の背中に言っちゃうあたり、気持ちが抑えられなくなってきていますよ。

そこでの心情がこちら。

(七海先輩はもう わたしがいなくてもきっと大丈夫なんだね)

(いいことだと思う それはとても)

 あー、これはもう、アレですね、過去を振り切って燈子が自分を必要としなくなっていくかもしれない寂しさとかを、無理矢理に「燈子が離れていくのは良いことだ」と抑え込もうとしている感じが・・・

もう、果てしなく尊いじゃないですか、こんなん。

そして、打ち上げで燈子が市民劇団に入ったことを侑は知り、帰りのシーン。

ちゃんと侑が燈子に劇を通して伝えたかった事、伝わっていたようで。

「すごく嬉しくて 本当に私のものだったらいいなって」

燈子は劇を通して姉を見ていて、劇が終わったら全て終わると思っていた。

けれど、実際には終わりなんてなく、むしろ、燈子はここから本当の自分や本当の自分のものを得ていこうと前向きになっていったようです。

そんな燈子の

「大好きだよ」

という言葉を受けて別れた後の侑のこの独白。

(今の先輩になら言っていい…? わたしも…)

いやもう、好きやんか、言ってないだけで完全に自覚してしまっている。

そしてかく言う僕はこんな展開大好きです。尊い

 

3.文化祭が終わり、いつもの日常と変わってしまった想い

文化祭が終わった後のお話。

第六巻の中では最後の話でウェイトとしては五分の一強くらいしかないですけれど、内容はもう、物語の根幹にズガーンとくる重要な話でした。

では、以下あらすじ。

 

文化祭が終わった後の生徒会。

生徒会はしばらく行事もなく暇になっていました。

そこで暇な燈子は劇団の台本を読んでいましたが、沙弥香にそれを注意されます。

「いくら暇だからって今は生徒会中よ」

「沙弥香は真面目だなあ」

それを見ていた堂島くんが槙くんに言います。

「なんか七海先輩さ 文化祭終わってからゆるくなったというか・・・」

「たしかにそうかも」

そんな男子二人の会話を侑は聞いていました。

暇な生徒会が終わり、帰り、燈子は侑を誘いました。

ーーーーー

 帰り道、他愛のない会話をして侑は燈子に言いました。

「寄り道していきません?」

「いいね」

二人がやってきたのは以前に侑が燈子と劇のことで話をした河原。

燈子が姉を演じることを話した場所であり、侑がそんな燈子を受け入れた場所。

そして、「先輩のこと好きにならないよ」と侑が燈子に伝えた場所。

「先輩はあの頃から変わりましたよね」

以前は頑固だった燈子が、今はちゃんと言葉を聞いてくれているような感じがする。

「今の先輩の方がいいと思います」

「ありがとう 侑のおかげだよ」

燈子は前に来た時のように飛び石を歩きながら言います。

「侑はあの頃からずっと優しい 侑は変わらないなぁ」

侑に向き直って、燈子は笑いました。

「これからも今までどおり そばにいてくれたら嬉しいな」

その言葉に、侑は目を伏せました。

(だめなんだね 言っちゃだめなんだ)

(今まで通りならそばにいられるんだから)

(きっと先輩はこれからも変わってく だからいつか いつか…)

侑は燈子に駆け寄って、キス。

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

侑は両手で顔を覆いました。

「七海先輩 好きです」

「…ごめん」

「そう……ですよね すみません」

そう言って、侑は河原から駆け出していきました。

ーーーーー

視点は変わって、侑の告白を受けた燈子。

(ずっと侑に甘えてた 好き? いつから?)

(これまでどれだけの言葉を閉じ込めさせて、どれだけの嘘をつかせてきたんだろう)

「……ごめん」

駆け出した侑の背中に手を伸ばそうとします。

「違う 待って…!」

(「好き」が怖い だから「好き」を持たない侑が世界で一番優しく見えた)

「違う! 侑は今だって優しい」

(追いかけなきゃ 追いかけて侑に 侑に……なんて言えばいい?)

(侑のことが…怖いなんて…)

「侑は 変わっちゃったんだ……」

 

はい、これで第六巻は終了になります。

いやもう、これは六巻では動かないかと思っていた二人の関係が、ここにきて……ここにきてとっても大きく動いてきましたよ、最高

最初の生徒会のシーン。

劇が終わって燈子の精神性が大きく変わったってのは、侑や沙弥香だけじゃなく他の人にも分かるくらいになってきたんですね。

侑や沙弥香としては嬉しい限りでしょうな。

そして、帰り道。

寄り道したのは以前にも燈子と侑の関係をはっきりさせたシーン。

※このシーンは「やがて君になる」第二巻参照

densilife.hatenablog.comここで侑は以前に

「先輩のこと好きにならないよ」

と、心の中では(好きになりたい)と思いながら燈子に伝えています。

そんな場所で侑は・・・

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

「七海先輩 好きです」

あああぁぁぁぁぁぁあぁぁあああああ!!!! 尊過ぎるだろ、コレェ!!!

しかも、このセリフをキスした後に顔を両手で覆いながら言うんですよ!

なんだよそれ、もう、前の独白からも言っちゃいけないこと分かってるんですよ、それなのに溢れてしまったこの想い!

前に「好きにならない」と明言したこの場所で!

あー尊い・・・。

この話、タイトルが『零れる』(こぼれる)なんですよね。

良いタイトル付けるなぁ、ほんと零れてしまったんですよ侑の想いが。

キスの前の侑の独白

(きっと先輩はこれからも変わってく だからいつか いつか…)

これ、「いつか好きになってしまったわたしを受け入れてくれるようになる」とか、きっとそういう感じの言葉が続いていたんじゃないでしょうか。

けど、先輩が変わってくれる前に零れてしまった。溢れてしまった。

うん、侑さん可愛い。そして、もうなんつーか、切ないですなぁ。

そんで、視点は変わって燈子の視点。

(これまでどれだけの言葉を閉じ込めさせて、どれだけの嘘をつかせてきたんだろう)

こうした自責の念から、燈子は侑に謝罪する意味で

「……ごめん」

と言ってしまったわけですけれど、それを断られたと勘違いされて侑に駆け出されてしまいました。

燈子さん、これまた可愛い。自分の言葉でどれだけ侑を苦しめていたのか自責を感じているあたり、侑のこと本当に好きなんだなぁって伝わってきますね。

「ごめん」の一言だけで侑の告白をただ無下に断るわけはないんですよね、ただ、ここで燈子の口を突いて出た謝罪の言葉ってだけで。

駆け出した侑を追おうとする燈子ですが、ここで追いかけられない。

「違う! 侑は今だって優しい」

そう、これまでさんざん嫌っていた「好き」という言葉を侑に言われたのに、それでもまだ「侑は優しい」と自分で自分を否定する燈子。

けれど、やっぱり根底には「好き」に対する恐怖があるわけで。

(侑のことが…怖いなんて…)

侑から「今の七海先輩だから好き」「こうじゃなかったら好きじゃない」とそうした束縛を受けているような、そう思われるのが怖いような、燈子にとって「好き」とはそういう言葉。

だけれど、それを今更、これまで甘えて、苦しめてきた侑に伝えられるはずもない。

「侑は 変わっちゃったんだ……」

ここ、第六巻の終わりにして最大のポイントですね。

なんせ、侑が燈子を好きだと言葉にしてしまったんですから。

言葉にしないからこそ、これまでの侑と燈子の関係があったわけで、燈子は侑に安心して甘えられたわけで。

けれど、その中でゆっくりと、確実に、侑の心が変わっていって、ここでついに言葉に出してしまったことで、心だけでなく関係が大きく変わってしまいました。

一巻からここまでで読み返してみても恋心は確実に育っているのが分かりますけれど、それまでの変化がここで言葉にしたことで一気に関係に亀裂を入れた感じです。

いや、これからどうなるか楽しみすぎますよこれ。

 

4.(個人的感想)侑さん可愛すぎるし、燈子先輩の気持ちも・・・尊くて最高の巻だ

はい、個人的感想のコーナー。見どころとか考察していきましょう。

とはいえ、本記事は第六巻で二人の関係が大きく動いたせいで、過去最高の尊さを記録して尊さバロメータ天元突破したため筆がノリにノリまくって・・・。

この時点でなんと6000文字突破しているので短めにまとめたいと思います。

今回を一言で言うと・・・

燈子さんの問題が一段落したと思ったら、侑さんが百合色の爆弾を落としてきた

と、こういう感じですかね。

 

まずは、生徒会劇が終わって燈子の内面に焦点を合わせた物語が一段落。

どうなるかと思いきや、燈子は劇が終わってからは侑や沙弥香にとっては良い方向に変わっていきました。

拍手や劇のことやそれまでみんなで頑張ってきたことを

「本当に私のものだったらいいなって」

これは、姉を演じていただけの燈子であれば絶対に言えなかった言葉ですよ。

劇を通して、燈子は「姉でなく、自分になりたい」と思えたんでしょうね。

こうなってくると、燈子が本当の燈子らしくなれて、きっとその内、「好き」と言われても「姉のような燈子が好き」と考えることがなくなる日がくるのかもしれません。

そうはいっても、「こうじゃないなら好きじゃない」という考え方が根底にあるので、そうそう簡単に受け入れられるようにはならないでしょうけど。

ここは、これまでの生徒会劇の物語の集大成として、燈子が変わっていったという点で重要なポイントだと言えますよ。

 

んで、次の見どころはやっぱり最後のシーン!

生徒会劇を通して変わっていった燈子。

そして、変わっていったのは燈子だけじゃないんです。

そんな燈子と過ごすうち、侑も変わっていきました。

侑や沙弥香の望む方向に変わっていった燈子とは反対に、侑は燈子の望んでいない方向へ変わってしまった。

良いですね、この対比的な感じ。

はっきりとした対比としては描かれていませんけれど、

「私だって変わるんです」

この「だって」てのが対比的にしているミソですな。

前向きに、明るく、柔らかくなれた燈子。

燈子を好きになって、それを抑えて、悩むようになった侑。

ここから一気に物語の軸が転換していく感じがして、そしてその引きが・・・

侑のキス ⇒ 告白 ⇒ はっきり断られたと感じて駆け出す

からの燈子さん

(侑のことが…怖いなんて…)

「侑は 変わっちゃったんだ……」

いやもう、これどうなっていくんですか???

ほんと、先が気になってしかたがない引きですな。

そして、言っちゃいけないと分かっていながら侑のキスからの告白って尊過ぎません?

尊過ぎません????(大事なことなのでry)

個人的感想のコーナーなのでどうでもいいところにフォーカスしますけど、

(言っちゃだめなんだ)

「ごめんなさい わたしだって変わるんです」

「七海先輩 好きです」

はい、この三つの流れ尊さ的に完璧すぎる。

百合好き大歓喜の尊さ的三段論法。百合論法の一つとして広められて良いレベル。

 

言ってはいけない、それ以上、この想いを溢れさせてはいけないと自覚している。

  ↓

「ごめんなさい」抑えておくべきものが溢れだすことを、自分では止められない。

  ↓

「好きです」

 

この論法凄すぎですよ。

かくいう私も20分ほどニヤニヤ収まらなかったですからねこれ。

と、こうして抑えておかなければならない想いを口にしてしまうという百合爆弾を投下していった侑さんは、断られたと感じて駆け出してしまいます。

一方の燈子は、本当は侑を思って「ごめん」と謝罪したわけですが、そんな気持ちを伝える前に、自分の「怖い」という気持ちを伝えられるか、思い悩んでしまう。

はぁ~、ほんと、どうなっていくのか気になって仕方ありませんね!

二人には幸せになって欲しいですけれど、この想いのすれ違いに悶々とするこの時間が最高なのもまた事実なんですよねぇ・・・。

以上、百合漫画「やがて君になる」第六巻のレビューでした。

まとめ買いもあるでよ!

僕が仕事の時に普段から着ている意識低い系の超絶リラックス体に優しい仕事コーディネートを紹介しよう

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仕事着ってのは辛いですよね。

特にスーツ。

クールビズでワイシャツにスラックスとなっても、もう息苦しいったらありゃしない。

SEとかになってもなんだってそんな服装をしなければならないのでしょうか。

だって、仕事に服装なんて関係ありませんからね!

まあ、士気とか客先に変に思われないようにとかあるでしょうけれど、だからって、それと関係のないところでまでスーツでいる意味なくないですかね?

スーツでいたからって仕事の能率が上がるわけでもなし。

スーツでいることでむしろ体にも悪い。

いやー嫌ですねスーツ。

ですので、スーツの着方を変えてしまいましょう!

つまり・・・

意識低い系の超絶リラックスできる体に優しい服装

でいきましょう!

僕はいつだって、いかに楽に仕事できるかを考えています。

その点で、服装ってのは楽にするためにとても大切なことです。

 

1.かっちりした服装で長時間働くのは体に悪い

かっちりした服装ってのは長時間働くのには体に悪いのです。

これ、まあ営業職の人とかだとリラックスした服装は無理なので仕方ないですが。

ですが、やっぱりかっちりした服装は体に悪いんですよ。

 

1-1.実際に自分が経験した不調

実際に僕が体験した「かっちりした服装」を着て仕事をしていた時の不調について挙げていこうか。

まずは羅列してみます。

・ベルトで腹が締め付けられることによる腹痛

・ネクタイによる息苦しさ

・体が動かしづらいし重い窮屈感

これらの三点ですね。

まず一つ目、ベルトで腹が締め付けられる。

これは恐らく別に腹が出ているからって理由だけではありません。

スラックスってのは腰や腹回りってのは伸縮性が全くありませんから、たとえば普通の状態で合わせたスラックスを購入したと。

そうなると、昼飯を食った後には腹がちょっと突っ張って、それで腹が苦しい状態になってしまいます。

これが本当に辛い。

ただでさえ昼飯で腹が膨らんでいるにも関わらず、それを押さえ付けられるってのはとんでもない拷問に近いです。

これは体に明らかに良くありません。

次に、ネクタイによる息苦しさ。

ネクタイは本当にいらないものだと思います。

あのネクタイ、きちんと締めようとするとー僕は首が太い方なのですがーかなり首に違和感を覚え、気道が狭められているような息苦しさを覚えました。

あれ、普通にしている分には問題ありませんが、少し姿勢を変えようと首を動かしたりすると、相当ゆるめていない限りは瞬間的に息苦しくなります。

そんな状態でリラックスできるはずがありませんよね。

最後、体が動かしづらいし重いし窮屈感。

これがデカい。

スーツの背広なんかは「なんでこんなに重く作ってんだ」ってくらい重い。

特に肩から腕に掛けてがやたら分厚く作られていて、鉛のように重いんですよ。

こんなもん着てたら肩と首が凝って仕方がない。

それに動きづらいったらありゃしません。

これ着て仕事するとか、非効率的で非合理なことこの上ない。

楽にリラックスしてしましょうよ、仕事。

 

1-2.かっちりする必要なくない?

 仕事くらいでかっちりした服装する必要ありませんよね。

たとえば、営業職やインタビューとかそういったことを生業とするのであれば、相手に対して敬意を表する意味でもかっちりした服装は必要ですよ。

でも、SEとかって関係なくない?

他社でやってるときも仕事内容の方が重要ですし、自社でやってるならなおさらいかにリラックスして効率的に頭脳労働を行うかが重要でしょうに。

そんな中でかっちりした服装を意味もなくただただきちんとした服装をしろってのは、ちょっと思考停止しすぎなんじゃあなかろうか。

そんな発想で体を壊しでもしたら、もうそれは労災ですよ。

でも、労災なんか下りません。

労働によって日に日に少しずつ少しずつ健康が害されていく、遅効性の毒のような健康被害には労災は下りませんよ。

ですから、もうそんなかっちりした服装をする必要がない仕事ならそうだと割り切って、自分から健康に良い服装で仕事していきましょう。

 

2.これが意識低い系の超絶リラックスできる服装だ!

では、そんなこんなを考えた結果、ぼくがかんがえたさいきょうのリラックスできる服装を紹介していきましょう。

これ、実際に僕が普段から着ている服装です。

 

2-1.まずは血流を良くしよう

はい、まず最初に健康のために考えるべき服装の特徴は血流を良くすること。

なにがなんでも、まずこれがなければその服装は不健康そのもの。

 

Q.血流の良い服装とは?

A.締め付けられることなく、圧迫しない服装

 

つまり、ベルトをゆるっゆるにしたり、体にちょうどいい服。

・・・と、言いつつも、スラックスってのは体にちょうどいいサイズを買うと座った時に脚の血流が阻害されてしまうほど圧迫されてしまいます。

ので、だぼっとしたワンサイズくらい大きなものにすると良いでしょう。

そして、あまり気にされないのですけれど、靴下も適当に大きなものにするべきです。

脚の血流ってのは重要で、特に靴下で締め付けられるのはふくらはぎから足首にかけてなので、その先にある足先の毛細血管に影響が出てきます。

つまり、冷え症とかを発症しかねないわけです。

上半身はそこまで締め付けられることはないでしょうから、スラックスや靴下をまずサイズを大きくして血流を確保しましょう。

 

2-2.腹部を圧迫しないようにしよう

次に重要視すべきはこれです。

僕の場合、SEなので四六時中座って作業します。

お尻の方は服装ではなくクッションなどでなんとかするとして・・・。

座って作業する時に負担が掛かるのはお尻の次にはお腹です。

お腹に掛かる負担が大きく、ぽっこりお腹の要因。

これ、座って作業しなければならない以上、逃れようのないものです。

ですから、徹底的に楽にしていきたいところです。

なので、ベルトをいっそなくしましょう!

ベルトなんてしなくていいですよ、これこそが腹部圧迫の主要因なのだから。

ついでに、スラックスの腹をゴムで伸縮するものにしましょう。

お腹が出ている人が着るもの? ぽっこりお腹の人が着るもの?

知ったことか!!!

楽に仕事するためだ、一日の半分近くそれを着て、それを週に5日ほども行うのだ、プライドなどよりもいかに楽になるかを考えるべきだ。

 

2-3.とにかく楽に感じるように

とにもかくにも楽に楽に、服装なんてそれでいいんです。

 服装をきちっとしたところで、仕事をやる人はやるし、やらない人はやらない。

そうなると、リラックスできて苦痛を覚えない服装の方が作業効率が上がるのは自明の理というものでしょう。

で、そこで僕の服装のまとめ

上半身はシャツとワイシャツ。だぼっとした。

下半身は腰回りにゴムの入った大きめのスラックス。ベルトはもちろんナシ。

これが僕のスタイルです。

以前まではもうちょっとサイズの合ったスラックスを着ていたし、ベルトもしていた。

けれど、これがお腹に対して与える負担が大きいことを・・・

「あ、腹にすっごい痕ついてんじゃん・・・そりゃ腹も下すし、便秘にもなるわ」

と、思った瞬間、

「なんでこんな苦しい格好してまで仕事してんだ? そんな理由なくない?」

と、キツイ格好している自分が馬鹿らしくなってきたので、その日に通販で楽なスラックスをポチっと買って、ベルトも引っこ抜いて仕舞いました。

それで楽な格好にしたらもう、仕事が楽々。

腹痛もなくなったし、息苦しくもないから、仕事に集中できてはかどります。

これ、やっぱり服装は楽な方がいいですよ。

そっちの方が圧倒的に作業効率が上がるし、健康にも良い。

良いことづくめなんですよ、これ。

 

3.意識低い系の服装だからこそ仕事が続く

そして、そんな意識低い系の服装だからこそ、仕事が楽に続けられるし、健康体を維持できるからなおさら仕事にコミットしています。

コミット、なんて意識高い系の言葉を意識低い系の服装を推奨している僕が使用するのもなんだが、とはいえ、実際に圧倒的に仕事に対する姿勢や効率に良い影響がある。

 

3-1.不調だと仕事が続かない

まずかっちりした服装で仕事をする上で最大な不利は体の不調。

であれば、仕事が続けられません。

腹を圧迫することで腸管にダメージが入ると、単純な腹痛や便秘などの軽度なものだけでなく、下手をすればヘルニアといった大病に繋がりかねません

それに、血管に対する圧迫はいろいろな不都合を体に起こします

よって、不調だと仕事が続きませんよ。

ここで言う続かないってのは、なにも病気を患って入院するとかだけでなく、単に座っての仕事が嫌になって仕事を辞めたり、ともすれば、仕事に身が入らなかったり。

そういった仕事が上手く行かなくなるという現象全般。

だから、こうならないためにも、服装ってのは極力絶対に是が非でも楽に楽にしていかなければならないのですよ。

 

3-2.ストレス社会だからこそ自分でストレスを減らそう!

もっともっとルーズに生きましょう、このストレス社会。

ストレス社会なんて言われているからこそ、自分自身でこのストレスから身を守っていかなければなりません。

そのためには、細かいとこから出来得る限りストレスを減らしていくしかありません。

 なんせ、大きなところでストレスを減らそうと思ったとしても、たとえば嫌いな上司を会社から抹消することなんでどだい無理ですし、仕事自体からくるストレスも解消のしようがありません。

と、なれば自分の手の届く範囲で細かいところのストレスを減らすより他にない。

そこで一番手っ取り早くできるのが服装。

時間を掛けて整えるのも、服装のせいで動きづらかったり苦しかったりするのも、ひどく簡単に解決することができます。

ちなみに、僕が普段着ている超絶ルーズなスラックスに見えるパンツを紹介します。

 

 これに限ったものではありませんが、こういった腰回りが楽で大きなサイズのものをはいておくと相当に楽です。

ついでに言っておきますと、大きいサイズは腹だけでなく太腿も大きくなっているので血行を阻害せず、体にも優しい。

見た目、大事ですけど、客と会うとか見た目が重視される場でもない限りは、ストレスのない格好で良いじゃあないですか。

なにが大切か、なにをすべき場か?

そういった本筋を考えると、仕事をする時にはどうやったって見た目よりも仕事の効率やリラックスして集中できる環境を重視すべきです。

そうなると、「服装くらいきちっとしろ」なんて凝り固まった考えで本筋から外れた言葉には耳貸さず、いかにリラックスするかを追求すべきだと思えませんか?

日本企業の長時間労働や休暇の取れなさとかってのは労働者側にもそうした気質がある所為ではないのか?

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日本企業は長時間労働と有給休暇が取れないなんてことが叫ばれています。

これは事実であり、いろいろと改善策を政府は撃ち出そうとしているようですけれども、これがまあなんともし難く意味がない。

大体、三六協定(雇用主と雇用者が両者の承諾により8時間以上の労働が許されること)が日本の労働組合の力の弱さと日本の企業信仰によって形骸化している。

「どうせ辞めやしない」

舐められてるんですよ、労働者は。

辞めたら辞めたで他企業に就職すればいいのですけれど、そう何度もはできません。

そんでもって、有給休暇を取らせなかったり、長時間労働を強制したりってのは本来的には犯罪行為ですからね。

それが多くの場で叫ばれているのにも関わらず、看過されている状況。

はっきり言って異常と言っていい。

それが世間的に許されている以上、政府が何を撃ち出そうが革新的なものでかつ、冷酷なまでに徹底的に企業に強要するくらいじゃないと効果は出ませんよ。

はい、ちょっと話し逸れましたけれど・・・

こうした長時間労働や休暇の取れなさは労働者側の気質もちょっと影響あるよね

って話です。

無論、そのような現状を放っておく企業側に問題があるのは大前提です。

ですが、細かい部分で「そういうものだ」とか思っている労働者側の気質も影響してるんじゃないかなってことを言いたい。

 

目次

 

1.実際に社会人になってみて覚えた違和感

1-1.みんな長時間労働したくないかと思っていた

社会人になるまでは、みんな長時間労働はしたくないものと思っていました。

長時間労働ってのは体に悪い。

ストレスになるし、自分のプライベートな時間も減る。

ライフワークバランスが崩れる。

仕事場に長時間いたら精神的にも参るし、身体的にもなんらかの職業病的な病(腰痛など)に悩まされる要因になる。

なので、当然のようにみんなしたくはない。

そう学生時代には思っていました。

んで、実際に社会人になってみて、長時間労働はその想像通り、かなりキツいものだってことが分かりました。

「こらぁ、みんなしたくねえわなぁ」

「だって、帰ってきて2時間くらいしか自由時間ないんだもんなぁ」

 

1-2.あれ? 長時間労働したいんじゃね?

と、長時間労働は実際つらいからみんなしたくないと思っていたんですけれど。

「あれ? もう帰り? 早いな」

なんてことを定時の30分過ぎに帰っていくと言われましたよ。

そう、彼らにとってすれば定時近くに帰るってのは「早い」ことなんです。

早い・・・つまり、普通ではないこと。

彼らにとっては長時間労働が普通なんです。

「残業代で稼ぐのが昔は普通だった」

「昔は残業代だけで基本給は超えていた」

なんてことをまるで武勇伝のように嬉々として語る彼を見て、僕は思いましたよ。

(あ、残業してえんだこいつ・・・)

 

1-3.長時間労働しなければという幻想

長時間労働しなければならないっていう幻想に囚われているのではないか。

・先輩が長時間労働してるから

・早く仕事を片付けるには長く働くしかない

・これも早めに終わらせておこう

こんな考えで長時間労働を本来はしなくてもいいのにしてしまっている。

先輩が長時間労働しているから・・・自分の仕事が増えるのか?

長く働けば早く仕事が片付くのか?

それは明日でも良いのでは? てかむしろ明日何するの?

このように、無駄な仕事をしている節があります。

これさ、どうかと思うんですよな一番。

残業する時って「会社のためにやる」みたいなこと言ってるじゃないか。

でもこれ、無駄な残業って会社からしたら至上最悪の行動ですからね。

毎回、残業残業、会社のためって言ってるのを見て

「何をバカげたことを」

と心の中で唾を吐いている僕でした。

 

2.流され体質と言うか事なかれ主義というか・・・

2-1.非合理的過ぎる社会人の考え方

ホントに非合理的過ぎてバカげていると思ったのがこちら。

色々伏せますけれど、こんなことがありました。

◇◇◇

ある一定以上の社員に特定の時間「会議・レビュー禁止」が出されました。

これは会議禁止時間を作ることで、その時間に個々の作業を集中して行おうという会議が多い一定以上の社員に対する救済措置のようなものでした。

とはいえ、末端社員の僕には関係のないこと。

「すんませーん、この件についてちょっとレビューしません?」

と、同じく会議禁止とは関係のない階級の先輩に話し掛けたところ。

「いやー、会議禁止時間だからちょっと・・・」

「え? 僕ら関係なくないっすか?」

「いやね、でもほら、一応、上の人が止めてるんだから・・・」

(ハァ?)

◇◇◇

アホちゃうか?

なんなんすか? 作業効率落ちるだけなんですけど?

「上の人がやめてるから自分たち下の人もやめておくべき」とかさ、ただのアホ。

気を遣っているつもりなのだろうか、けれども全く御触れの意味を分かってない。

そもそも、この会議禁止の御触れは会議が多い社員に配慮して、全社的に「この時間は個人の作業に集中させてあげようね」ってことで出されたものだ。

それが本質。それがこの御触れの意義。

その意味をしかと把握しているのならば、末端の僕らには関係のないことだと分かるし、むしろ、末端の僕らはレビューや会議を通さなければその先の作業ができない。

それをただ「上がやめているから下の僕たちも」って・・・。

 

2-2.変だろ! サラリーマンさんよぉ!

とにもかくにも変だ、いろいろなことが。

上で書いたもの以外にもエピソードはいくつかありますよ。

・有給休暇が溜まってんだよなぁ!(あんたが使わないだけやで)

・定時帰り難しい!(のわりには暇そうですね)

・仕事なかなか進まねえ!(じゃあ無駄話してんじゃねぇよ)

こんな感じです。

僕の周囲の人で見当たるエピソードはこれくらいです。

変なんですよ・・・

もうね、無駄に残業代稼ごうとしてるようにしか思えないし

有給休暇だって自分から取ろうとしておらず取りたくないとしか思えない。

そうなんですよ、変なんですよナァ・・・。

 

3.言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

3-1.労働が辛いのは当たり前

言いたいことも言えないこんな世の中ですけど、はっきり言いましょう。

労働が辛いのは当たり前ですよ。

キツくて当たり前。

労働力を売るってのはそういうことだと思うのです。

世の中には「やりがい」だとか「仕事の楽しさ」だとかを見付けろなんて言われますけれど、あんなもんなくて当然、あってラッキーってなもんです。

仕事ってのは生活をして、楽しんだりするためのお金を稼ぐための手段でしかない。

それをやりがいだとか楽しさを半ば強制的に見付けさせて目的化させるのはクレイジー極まりない

辛くて当たり前なんです。

 

3-2.権利を行使しよう

キツくて当たり前だからこそ、我々には権利が存在する。

さあ、そんなこんなな配慮など無視して全力で権利を行使しようではないか諸君!

けれど、この権利ってものを労働者側が行使しようとしない。

これなぁ、日本特有の気質なのかは分かりませんけれど、これを行使するのに負い目を感じているところがあるとか。

だって、有給休暇を使って旅行に行ったら

「申し訳なさを覚える」

「仕事で迷惑をかけた」

とか言っちまうんだからアホらしい。

有給が取れるよう仕事を調節し、有給申請したのは自分だ。

それをまさか、申し訳ないとか迷惑を掛けるとか考える必要ありませんよ。

だから、そんな気質などかなぐり捨てて権利を行使すれば良いのです!